舞台『ペール・ギュント』が、12月6日から東京・三軒茶屋の世田谷パブリックシアター、12月30日から兵庫・兵庫県立芸術文化センターで上演される。
『ペール・ギュント』は、夢見がちな青年が世界を旅しながら栄枯盛衰を繰り返し、本当の幸せを追い求める自分探しの物語。ウィリアム・シェイクスピアに次いで世界で2番目に多く作品が上演されているというノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセンが執筆し、1876年に初演を迎えた。
出演者に名を連ねるのは浦井健治、趣里、ユン・ダギョン、マルシアの他、オーディションで選出された日本人キャスト、そして演出家のヤン・ジョンウンが信頼を寄せる韓国人キャストのあわせて20人が名を連ねている。
ヤン・ジョンウンは、2018年の平昌冬季オリンピックの開会式および閉会式の総合演出を務める演出家。今回は2009年に自身の演出で初演された韓国版『ペール・ギュント』を日韓版として再構築する。ヤンは同作について「いちばん小さなところに答えがあるという、こんなに美しい物語はほかにないと思う」「作品のプロセスが新しさで満ち溢れている。これまでとは異なる全く新しい『ペール・ギュント』がつくられるでしょう」とコメントしている。現在、ヤンと浦井のインタビュー動画がそれぞれ公開中だ。
チケットは現在販売中。12月20日には同公演のライブビューイングが全国の映画館で行なわれる。ライブビューイングのチケット先行販売は11月18日12:00から受付開始。詳細はライブ・ビューイング・ジャパンのオフィシャルサイトをチェックしよう。