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レジー初の著書『夏フェス革命』刊行決定! 一大産業“夏フェス”成功の裏側に迫る

2017年11月14日 17:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 音楽ブロガー・ライターのレジー初の著書『夏フェス革命 ー音楽が変わる、社会が変わるー』が、12月11日に株式会社blueprintより刊行される。


 1997年のフジロックフェスティバルの初開催から20年あまり、夏フェスはどのようにして「音楽ファンのためのイベント」から「国民的レジャー」となったのか。同書では、世界有数の規模に成長したロック・イン・ジャパン・フェスティバルの足跡や周辺業界の動向、メディア環境の変化などに触れながら、エンターテインメントとして、またビジネスとして、フェスが成功した仕組みを考察している。


 著書のレジーは、リアルサウンドにて2015年より『レジーのJ-POP鳥瞰図』を連載中。アーティスト/作品単体の批評にとどまらない、日本におけるポップミュージックの受容構造を俯瞰した考察が話題に。自身のブログ「レジーのブログ」においても、いきものがかり水野良樹、UNISON SQUARE GARDEN田淵智也、SKY-HIなどに単独インタビューを行い、「ポップミュージック」や「フェス」のあり方を多角的に検証してきた。現在は、『MUSICA』『M-ON! MUSIC』にも定期的に寄稿している。


 また、著者は普段、戦略コンサルタントとしてコンサルティングファームに勤務。『夏フェス革命』では音楽ライターとコンサルタント職の二つの視点から夏フェスの変貌を解き明かしており、SNS普及以降に定着した「ユーザー主導の消費スタイル」を先取りしていたことが、成功の鍵だと分析している。


 なぜ夏フェスは一大産業となったのか。夏フェスの定着によって音楽シーンはどう変わったのか。そしてフェスが先取りしていた現代社会の未来とは。2017年における最新音楽論の決定版『夏フェス革命 ー音楽が変わる、社会が変わるー』は、現在Amazonにて予約受付中だ。(リアルサウンド編集部)