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乃木坂46・西野七瀬、初主演ドラマ『電影少女』で人生初ショートカットに 「一所懸命やるしかない」

2017年11月14日 15:22  リアルサウンド

リアルサウンド

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 乃木坂46の西野七瀬が、テレビ東京系で2018年1月クールに放送される土曜ドラマ24『電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-』で、“ビデオガール・アイ”役を演じることが発表された。


参考:西野七瀬『あさひなぐ』は乃木坂46を“苦悩”から救う? 『悲しみの忘れ方~』との関係を読む


 同ドラマは、1989年から1992年にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載された、桂正和の代表作『電影少女』を初めて実写ドラマ化したもの。時代設定を現代に移し替え、原作の続編、2018年リブート版『電影少女』として、両親の離婚を機に、絵本作家の叔父・洋太の空き家で一人暮らしを始めたごく普通の高校生・弄内翔と、テープが入ったままの壊れたビデオデッキから飛び出してきたビデオガール・天野アイの3か月に及ぶ奇妙な共同生活を描く。『桐島、部活やめるってよ』の喜安浩平が脚本、『下北沢ダイハード』の関和亮が監督を務める。


 野村周平が主人公・弄内翔役を務めることがすでに発表されていたが、今回もうひとりの主人公であるビデオガール・アイを乃木坂46の西野七瀬が演じることが決定。『あさひなぐ』で映画初主演を務めた西野は、野村とのW主演で本作がドラマ初主演となる。西野は役作りのため原作のイメージに合わせて髪を20cm切り、人生初のショートカットに挑んだ。


 なお本作は、Amazonプライム・ビデオで、放送1週間前から独占先行配信されることも決まっている。


【主演・西野七瀬(ビデオガール・天野アイ役)コメント】
■ドラマ出演について
嬉しいです。乃木坂46を離れて一人でドラマに出るのは久しぶりです。
今回私が演じるアイは元気な子。自分とは性格がだいぶ違くて少し不安です。
まず自分のことをオレっていうし、男言葉を結構よく使うし。他にも、一人だけ90年代のままの女の子って設定だったりします。
大丈夫かなって気持ちはありますけど、監督もプロデユーサーさんも一緒に頑張っていきましょうと仰ってくださっています。
一所懸命やるしかないです。私にできることはそれだけ。がんばります。


■原作漫画『電影少女』について
はじめは知らなかったです。それで読んでみたら、面白かったです。でも女の子がかわいすぎて、読むのが止まっちゃう。画の破壊力がすごすぎて、止まったり、もう一回戻ったりしちゃってじーって見ちゃうんですよ。
電影少女をドラマでやるんですよって言うと、周りで知っている人が多くて「何役?」ってすごい食いつかれます。
ジャンプの黄金期の作品ですし、知ってる人が多いみたいです。それがすごいプレッシャーになっています(笑)。


■ショートカットについて
元々、いつかは切りたいなと思っていました。乃木坂卒業したらきろうかなって感じで。
乃木坂にいる間は、切りたいけど、長い方がアレンジできるし制服とかも着るので似合いやすいから切らないかなと思っていたんですけど、この役に挑戦するために20cmくらい切りました。良い機会でした。
切ってよかったなって。学生時代もずっと長かったから、人生初のショートカットです。
ここまで、首が出てるのは初めてなのでスースーするから皆に風邪ひかないでねって言われました。
ひく人いるみたいです。ここが冷えて(首を押さえながら)。


【原作・桂正和 コメント】
天野アイを演じてくれて、ありがとうございます!!
昭和のキャラクターをどんな風に魅せてくれるのか、とても楽しみ!!!


【テレビ東京コンテンツビジネス部プロデューサー・五箇公貴 コメント】
「おまえのいいとこ、ひとつめーっけ!」
日本中の男子のハートをわしづかみにする、ビデオガール・アイの名ゼリフ。
誰にこれを言われたら、一番キュンとくるだろう…。
『電影少女』の実写化。
主人公の翔同様、この作品成功の最大のカギを握るのは、天野アイを誰が演じるか。
桂原作を預かるものとしてヒロインは大前提、“超絶にキュート”でなければいけない。
プレッシャーに押しつぶされそうになりながら悩んでいた僕らは、主人公さながらテレビの前で目を閉じ「こんな時にこそ誰かになぐさめてほしい」と願った。
目を開けると…そこにいたのは、
「おまえのいいとこ、ひとつめーっけ!」
と微笑みかける西野七瀬だった…。
僕らはすぐにアイ役をオファーしていた。
天野アイは壊れたデッキで再生された不良品のビデオガール。
でも自分には何かが足りなくて不完全な存在であると己の事を知っているからこそ、人間のいいところを見つけ応援してくれる。
だからアイはそんな性質を持つ女の子が演じるべきだと思っていた。
西野さんご本人にお会いした時、
「私たちが東京ドームに立つなんて、畏れ多くてまだ信じられません」
とすごく控えめに話す彼女からは、国民的アイドルとして満ち足りて見える反面、常にどこかで自分の不完全さを感じている印象を受けた。
さらに、彼女が持つはかなさと今にも壊れてしまいそうな繊細さ。
だからこそファンは彼女の姿を見て支えてあげたくなるし、そんな西野さんからパワーをもらっているんじゃないだろうか。
彼女が演じてくれたら、作品の持つメッセージを誰よりもストレートに伝えられると僕らは確信しました。
人気絶頂のアイドルが3か月しか生きられないアイを演じる。
もしかしたら(一般論としての)“アイドル”という存在のはかなさは、ビデオガールが抱えるはかなさと重なるのかもしれないなと、このコメントを書いていてふと思いました。
デビュー以来初めて髪をショートにし、並々ならぬ覚悟で役に臨む女優、
西野七瀬が演じるアイちゃんの
「おまえのいいとこ、ひとつめーっけ!」
で世界中の男子が天野アイのガチ恋ファンになる日は近い。


(リアルサウンド編集部)