トップへ

西野七瀬がドラマ『電影少女』でビデオガール・アイ役 初ショートカットに

2017年11月14日 13:51  CINRA.NET

CINRA.NET

天野アイ役の西野七瀬(乃木坂46) 『電影少女~VIDEO GIRL AI 2018~』©『電影少女 2018』製作委員会
ドラマ『電影少女~VIDEO GIRL AI 2018~』の追加キャストが発表された。

桂正和の漫画『電影少女』をもとにした同作。今回発表されたキャストは、ビデオガール・天野アイを演じる西野七瀬(乃木坂46)。ドラマ初主演を務める西野は、原作のアイのイメージに合わせるために髪を20センチ切り、人生初のショートカットで撮影に臨んだという。発表にあわせて、西野演じるアイのキャラクタービジュアルも公開された。

『電影少女~VIDEO GIRL AI 2018~』は、原作漫画のの25年後となる2018年が舞台。絵本作家の叔父・弄内洋太の空き家で暮らす高校生の翔が、壊れたビデオデッキを直して再生したことをきっかけに、テレビ画面から飛び出してきた天野アイと3か月間の共同生活を送るというあらすじだ。これまでの発表では、翔役を野村周平が演じることが発表されていた。脚本は『桐島、部活やめるってよ』『幕が上がる』などの喜安浩平、監督はPerfumeや星野源のPVなどを手掛ける関和亮。

西野七瀬はアイ役を演じるにあたって、「今回私が演じるアイは元気な子。自分とは性格がだいぶ違くて少し不安です。まず自分のことをオレっていうし、男言葉を結構よく使うし。他にも、一人だけ90年代のままの女の子って設定だったりします。大丈夫かなって気持ちはありますけど、監督もプロデユーサーさんも一緒に頑張っていきましょうと仰ってくださっています。一所懸命やるしかないです。私にできることはそれだけ。がんばります」と意気込みを明かしている。

桂正和は「昭和のキャラクターをどんな風に魅せてくれるのか、とても楽しみ!!!」と期待を寄せている。

■西野七瀬のコメント
・ドラマ出演について
嬉しいです。乃木坂46を離れて一人でドラマに出るのは久しぶりです。
今回私が演じるアイは元気な子。自分とは性格がだいぶ違くて少し不安です。
まず自分のことをオレっていうし、男言葉を結構よく使うし。他にも、一人だけ90年代のままの女の子って設定だったりします。
大丈夫かなって気持ちはありますけど、監督もプロデユーサーさんも一緒に頑張っていきましょうと仰ってくださっています。
一所懸命やるしかないです。私にできることはそれだけ。がんばります。

・原作漫画について
はじめは知らなかったです。それで読んでみたら、面白かったです。でも女の子がかわいすぎて、読むのが止まっちゃう。画の破壊力がすごすぎて、止まったり、もう一回戻ったりしちゃってじーって見ちゃうんですよ。
電影少女をドラマでやるんですよって言うと、周りで知っている人が多くて「何役?」ってすごい食いつかれます。
ジャンプの黄金期の作品ですし、知ってる人が多いみたいです。それがすごいプレッシャーになっています(笑)。

・ショートカットについて
元々、いつかは切りたいなと思っていました。乃木坂卒業したらきろうかなって感じで。
乃木坂にいる間は、切りたいけど、長い方がアレンジできるし制服とかも着るので似合いやすいから切らないかなと思っていたんですけど、この役に挑戦するために20cmくらい切りました。良い機会でした。
切ってよかったなって。学生時代もずっと長かったから、人生初のショートカットです。
ここまで、首が出てるのは初めてなのでスースーするから皆に風邪ひかないでねって言われました。
ひく人いるみたいです。ここが冷えて(首を押さえながら)。

■桂正和のコメント
天野アイを演じてくれて、ありがとうございます!!昭和のキャラクターをどんな風に魅せてくれるのか、とても楽しみ!!!

■五箇公貴(テレビ東京コンテンツビジネス部プロデューサー)のコメントト
「おまえのいいとこ、ひとつめーっけ!」
日本中の男子のハートをわしづかみにする、ビデオガール・アイの名ゼリフ。
誰にこれを言われたら、一番キュンとくるだろう...。
『電影少女』の実写化。
主人公の翔同様、この作品成功の最大のカギを握るのは、天野アイを誰が演じるか。
桂原作を預かるものとしてヒロインは大前提、”超絶にキュート”でなければいけない。
プレッシャーに押しつぶされそうになりながら悩んでいた僕らは、主人公さながらテレビの前で目を閉じ「こんな時にこそ誰かになぐさめてほしい」と願った。
目を開けると...そこにいたのは、「おまえのいいとこ、ひとつめーっけ!」
と微笑みかける西野七瀬だった...。
僕らはすぐにアイ役をオファーしていた。
天野アイは壊れたデッキで再生された不良品のビデオガール。
でも自分には何かが足りなくて不完全な存在であると己の事を知っているからこそ、人間のいいところを見つけ応援してくれる。
だからアイはそんな性質を持つ女の子が演じるべきだと思っていた。
西野さんご本人にお会いした時、「私たちが東京ドームに立つなんて、畏れ多くてまだ信じられません」とすごく控えめに話す彼女からは、国民的アイドルとして満ち足りて見える反面、常にどこかで自分の不完全さを感じている印象を受けた。
さらに、彼女が持つはかなさと今にも壊れてしまいそうな繊細さ。
だからこそファンは彼女の姿を見て支えてあげたくなるし、そんな西野さんからパワーをもらっているんじゃないだろうか。
彼女が演じてくれたら、作品の持つメッセージを誰よりもストレートに伝えられると僕らは確信しました。
人気絶頂のアイドルが3か月しか生きられないアイを演じる。
もしかしたら(一般論としての)“アイドル”という存在のはかなさは、ビデオガールが抱えるはかなさと重なるのかもしれないなと、このコメントを書いていてふと思いました。
デビュー以来初めて髪をショートにし、並々ならぬ覚悟で役に臨む女優、西野七瀬が演じるアイちゃんの「おまえのいいとこ、ひとつめーっけ!」
で世界中の男子が天野アイのガチ恋ファンになる日は近い。