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2018年にマクラーレンF1のリザーブとなるノリス、アブダビでのF2最終戦出走が決定

2017年11月14日 13:42  AUTOSPORT web

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今季ヨーロピアンF3のタイトルを獲得したノリスがF2デビューを飾る
マクラーレンのジュニアドライバーでヨーロピアンF3選手権王者のランド・ノリスが、アブダビでの最終戦でF2デビューを飾ることとなった。

 マクラーレンに有望な若手ドライバーと評されているノリスは、ルーキーイヤーの今季にFIA F3ヨーロピアン選手権タイトルを獲得。来週のマカオで今シーズンを締めくくろうとしている。

 誕生日を迎えて18歳になったばかりのノリスはアブダビへと向かい、ヤス・マリーナで開催されるF2最終戦にカンポス・レーシングから出走する。

 2018年シーズンのノリスは、マクラーレンのテスト兼リザーブドライバーに就任することが決まっている。2018年にも何かしらのレースにフル参戦するものと見られており、カンポス・レーシングからのF2出場を果たすことで、来季に向けて貴重な経験を得ることになりそうだ。

「1年目の今季にFIA ヨーロピアンF3選手権のタイトルを獲得することができた。いつの日かF1でレースをする日を目標としつつ、2018年はF2かスーパーフォーミュラのいずれかに昇格できるだろう」とノリスは話し、以下のように続けた。

「最終的にどちらのカテゴリーを選ぶにしろ、今季のF2最後の2戦で戦う機会を得たことはボーナスなんだ。ピットストップが義務化されているレースに出るのは初めてだから、僕にとって新しい経験になる」

「今週末でF3は終わりだ。今年は初めての参戦でヨーロピアンF3のタイトルを獲得できた。ここまでも驚くべきシーズンだったけれど、マカオGPに戻って優勝できたら素晴らしい締めくくりになるね」

「でも気を抜けないコースでのハイレベルな戦いだから、厳しいレースになるだろう。プラクティスの機会を逃すのは理想的な状況ではないが、たとえ不利でもマカオのレースに戻ってカーリンの人たちとレースがしたいと、心から思っている」

「皆が心待ちにしているレースだし、コースは信じられないくらい素晴らしい。昨年は予選で大きく横滑りしてバリアに接触してしまった。だからミスをする余地がないことはよく分かっている。1インチの単位でパーフェクトになる必要があるんだ」

「今回はより大きな確信とともに出場するよ。チームは向上してきたし、ポーのような市街地コースで優れたパフォーマンスを発揮できたのは良い兆候だ。レースが待ちきれないよ」

 ノリスはブラジルGP後にインテルラゴスでマクラーレンのタイヤテストに参加する予定だったが、グランプリ期間中にF1関係者への襲撃事件が相次いだため、中止が決定した。