ウイリアムズF1は、2018年にフェリペ・マッサの後任となるドライバーについては、いまも熟考中だとしている。
有力候補はポール・ディ・レスタとロバート・クビカだと考えられており、両者とも最近、シルバーストンとハンガロリンクで2014年型マシンでのテストを行った。しかしながらパスカル・ウェーレインとダニール・クビアトもまた、ランス・ストロールのチームメイト候補にあがっている。
ウイリアムズのテクニカルディレクターを務めるパディ・ロウは「急いで決断するつもりはない。我々にはいくつもの選択肢があり、時間をかけて決める。答えが出たらお知らせしよう」と語った。
しかしロウは、ドイツ版SkyのSky Germanyに対しては、今季最終戦アブダビGP後に行われるタイヤテストで、クビカが2017年型マシンのハンドルを握るとも話している。
「アブダビGP後のタイヤテストで、彼(クビカ)に担当させる日程があることは、ほぼ決まっている。大きな注目を集める話題であることは分かっているが、これはチーム内部で取り組んでいることだ。我々が何をするかについて、現時点では誰にも教えることはできない」
ロウはウイリアムズのパフォーマンス改善に最も焦点を置いている。彼の指揮下においてウイリアムズは変化を見せ始めており、パフォーマンスに安定性を取り戻し、グリッド順位を上げるためにも設計面で新たなアプローチを行うとしている。2018年のチームのプランについて、ロウは以下のように述べた。
「現在の位置から前進を遂げるために、大きな変更を施そうという意欲がある。オフシーズン中の計画については、かなり楽観的に考えているよ」