2017年11月14日 08:02 リアルサウンド
スティーヴン・スピルバーグ監督最新作『The Post』が、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』の邦題で2018年3月に公開されることが決定した。
参考:『ザ・サークル』監督インタビュー 「エマ・ワトソンが自身の経験を語ってくれたのが助けになった」
本作は、ベトナム戦争が泥沼化した1971年、国防省がベトナム戦争に関する経過や客観的な分析を記録し、トップシークレットとなっていた文書“ペンタゴン・ペーパーズ”をテーマにした社会派ドラマ。アメリカ初の女性新聞発行人として足固めをしようとしていたキャサリン・グラハムと、その部下である編集主幹ベン・ブラッドリーをはじめとするワシントン・ポスト紙の面々が、報道の自由を統制し“ペンタゴン・ペーパーズ”の存在をスクープしたNYタイムズの記事を差し止めようとする政府と戦う模様を描く。
メリル・ストリープとトム・ハンクス、2大オスカー俳優が初共演するほか、脚本には『スポットライト 世紀のスクープ』でアカデミー賞最優秀脚本賞を手にしたジョシュ・シンガーが名を連ね、音楽はジョン・ウィリアムズが担当している。
スピルバーグ監督は、本作を「今、撮るべき作品」とし、トランプ大統領就任45日後に本作の製作を発表し、先に予定していた作品を前倒しすることを決めて撮影を敢行した。(リアルサウンド編集部)