2017年F1ブラジルGP決勝で、フェラーリのキミ・ライコネンは3位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 決勝=3位
スタートは平均的な出来で、少しホイールスピンを起こしてしまった。でもポジションを落とさなかったからよかったよ。
最初の15周はタイヤの扱いが難しかったけれど、ピットストップの後、マシンに満足して走れるようになった。ソフトタイヤを履いているときに自分が強いことは分かっていたから、レース後半によくなることは予想していた。
前のグループに楽についていきつつ、タイヤもうまく管理することができた。ある段階でプッシュして前とのギャップを縮めていった。かなりいいスピードで走れると感じていたんだ。それでも、このコンディションではオーバーテイクは不可能だった。悔しいね。
(ルイス・)ハミルトンが後ろから近づいてくるのが分かったけれど、僕のマシンの状態はよかったから、ばかなミスさえしなければ抜かれることはないと確信していた。実際、楽に抑えきることができた。彼には僕をオーバーテイクできそうな現実的なチャンスは一度もなかった。
ひとつ上でフィニッシュできた可能性もあったけれど、それでもチームにとっていい結果を出せたと思う。マシンは週末を通して強力だった。今年はほとんどすべてのサーキットで強さを発揮している。いくつか苦しんだレースもあったが、それでもチームとして僕らは誇りに思っていいと思う。来年に向けて、いい態勢を築きつつあるよ。