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リカルド、バンドーン、マグヌッセンのアクシデントに「ペナルティなし」の裁定/F1ブラジルGP

2017年11月13日 09:02  AUTOSPORT web

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2017年F1第19戦ブラジルGP決勝スタート直後、マグヌッセン、バンドーン、リカルドが接触
F1ブラジルGPのレーススチュワードは、スタート直後のケビン・マグヌッセン、ストフェル・バンドーン、ダニエル・リカルドが絡むアクシデントについて審議した結果、これはレーシングアクシデントであると判断し、ペナルティは科さないことを決めた。

 スタート直後の2コーナーで、マグヌッセンがバンドーンのサイドに当たり、行き場のないバンドーンがリカルドのリヤにヒットするというアクシデントが起きた。マグヌッセンとバンドーンはこの接触によるダメージでリタイアした。

 スチュワードはこのアクシデントについて決勝後、審議を行い、マグヌッセンとバンドーンおよびチームの代表者の話を聞き、ビデオを見て検証した。その結果、ひとりのドライバーに全責任、あるいは大部分の責任があるという状況ではないとして、ペナルティは科さないという結論を出した。

 マグヌッセンは「バンドーンの向こう側にリカルドがいることをもっと早く知っていたら、もっとスペースを与えたと思うが、リカルドが見えたのが遅すぎた」とコメントしている。

 バンドーンは「マグヌッセンとリカルドにサンドイッチされる形になり、行き場がなかった」と語った。

 唯一、レースを続行できたリカルドは、最終的に6位で完走を果たした。
「スタートはポジションを大きく上げるチャンスだ。僕は(グリッド降格で)下位グリッドからのスタートだったから、攻めていく必要があった」とリカルドは言う。 
 
「かなりタイトだったが、アウト側にスペースを見つけた。なんとかスペースを確保しようとしたが、イン側に2台いることは知っていたし、接触のリスクがあるのは分かっていた。実際、事故が起きたわけだけど、僕は攻めていったことを後悔していない」