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ホンダ・チーム・アジア 2017MotoGP第18戦バレンシアGP 予選レポート

2017年11月12日 17:52  AUTOSPORT web

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鳥羽海渡/ホンダ・チーム・アジア
鳥羽は7列目、
アティラプワパは11列目から決勝へ

2017年11月11日(土)
Rd.18 バレンシアGP
バレンシア・サーキット
コンディション:ドライ
気温:22℃ 路面:25℃

 土曜午後12時35分(日本時間午後8時35分)から40分間にわたって争われたバレンシアGP予選で、Honda Team Asiaの鳥羽海渡は1分40秒123の20番手タイムを記録。明日の決勝に向けて7列目20番手の暫定グリッドを獲得しました。チームメートのナカリン・アティラプワパは、1分42秒469の31番手タイムで、決勝レースは11列目31番グリッドからスタートする予定です。

 午前のFP3は、昨日のFP1よりも暖かいコンディションになりました。鳥羽は昨日つかんだ良好なフィーリングを再確認してNSF250RWのセットアップを進め、21番手タイムを記録。一方、昨日のFP2で大きな転倒を喫したアティラプワパは体の調子を慎重に確認しながら32番手タイムでこのセッションを終えました。

 午後の予選で、鳥羽はさらにライディングスタイルの改善を進め、好感触をつかんで土曜の走行を締めくくりました。明日は追い上げのレースで、ポイント圏内のフィニッシュを目指します。一方、アティラプワパは痛む体を抱えながらも勇敢な走りで、ここまでのセッションを終了。決勝レースは24周の長丁場をしっかりと走りきり、ゴールラインを目指します。

 明日の日曜は、午前8時40分(日本時間午後4時40分)から20分間のウォームアップ走行を実施。24周で争う最終戦の決勝レースは、午前11時00分(日本時間午後7時00分)にスタートします。

鳥羽海渡 (20番手 / 1'40.123 / +1.695)
「グリッドポジションは低いですが、いいフィーリングです。明日はウォームアップでさらに自分のライディングの改善を進めて、決勝レースではしっかりと追い上げてポイント獲得圏内、できればトップ10を目指したいと思います。24周は長いですが、それだけ追い上げる時間があるということなので、序盤からしっかりと順位を上げていけるようにがんばります」

ナカリン・アティラプワパ (31番手 / 1'42.469 / +4.041)
「昨日の転倒の影響で、右脚が痛くてあまり動かすことができず、左コーナーでのホールドが厳しく、切り返しで体を動かすことにも苦労しています。それでも、走っていると痛みは軽減してきます。午後の予選では痛み止めを服用したので、さらに走りやすくなりました。明日のレースは少しずつラップタイムを上げながら、最後まで走りきることを目指します」

岡田忠之 チーム監督
「ナカリンは、体の自由が利かない状態にもかかわらず、よくがんばって予選を走りきりました。明日は転倒せずに最後まで走りきることを目指してほしいです。海渡は、ライディングの改造がうまく進んで、いいフィーリングをつかめています。明日もこの調子をしっかりと維持すれば、前の選手たちをどんどん追い上げるレースをみせてくれるでしょう」