2017年F1ブラジルGPの土曜予選で、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグは8位、カルロス・サインツJr.は9位だった。
■ルノー・スポール・フォーミュラ1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 予選=8位
今日は予選での努力が実を結んだし、マシンの性能も引き出せたと思う。Q3終盤では良いアタックを何周か走れたから、満足しているよ。
もちろんもう少し雨が降って混乱が起きればもっと良かったけれど、そうはならなかった。重要なのは明日、チェッカーまでたどり着いてポイントを得ること。僕らのレースペースはそれなりに良いので、フォース・インディア、マクラーレン、ウイリアムズらといい戦いができるはずだ。どうなるかに注目だ。
カルロス・サインツJr. 予選=9位
良い一日だった。マシンにより自信が持てたし、間違いなくプラクティスから進歩があった。まだ改善や順応の余地はあるとはいえ、新しいチームで3回目のQ3進出を果たせたことは、いい経験といえる。
明日の目標は、もちろんポイント獲得だ。(ルイス・)ハミルトンと(ダニエル・)リカルドが後方から仕掛けてきて面白いレースになるだろうけれど、僕らには良いペースがあるから、プッシュし続ければいい。
(「フェリペ・マッサが、サインツはQ3で故意に邪魔したことを認めたと主張しているが、それは事実か」と聞かれ)全くそんなことはない。僕がわざとやったと言うなんて、ずいぶん強硬に非難するもんだね。
彼はターン4で前に出ることもできたんだ。僕はターン4で彼の後ろを走らなければならなかった。Q3最初のラップで彼に妨害されて0.2秒か0.3秒失った。
なのに彼は文句を言い始めた。昨日のことを話していたね。理由は僕には分からない。僕には理解できないことだ。というか、あまり聞いていなかった。聞く価値のないことだからね。
昨日、コース上で僕らの間に問題があったのは確かだけど、予選中にペナルティが出るようなリスクを冒すわけがない。