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アロンソ「予選7番手と聞いて『イエス!』と叫んだ。明日はメルセデス相手に戦うよ」マクラーレン・ホンダF1

2017年11月12日 06:01  AUTOSPORT web

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2017年F1第19戦ブラジルGP 予選7位のフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)、笑顔でインタビューに応える
2017年F1ブラジルGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは7番手だった。

 アロンソはFP3では6位、予選Q2でも6番手タイムを記録、Q3で7位となり、ダニエル・リカルドのグリッドペナルティにより6番グリッドからスタートする予定。

■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
フェルナンド・アロンソ 予選=7位
 難しい予選だっただけに、今日の7位には満足している。厄介なコンディションだった。バイザーに雨粒がつくと、たとえ路面が完全に乾いていようと、限界までプッシュするために必要な自信が奪われる。それでもマシンを信じ、心に迷いがあったとしても、コーナリングに全力を注いで走るしかない。

 昨日はマシンバランスにもパフォーマンスにも完全には満足していなかった。でも今日はマシンが一段向上し、競争力が高まった。
     
 6番グリッドというのは入賞を目指す上でとてもいいスタート位置だ。でも決勝では(ルイス・)ハミルトンと(ダニエル・)リカルドが後方から追い上げてくるだろう。明日は晴れて完全にドライコンディションでレースをすることになると思うが、それでも彼らからポジションを守り切るためにできる限り戦うつもりだ。防御するのは簡単ではないことは分かっているけどね。
     
 少し雨が降ると助かるね。ダンプコンディションでの方が僕らの競争力は高まるからだ。いずれにしても明日はトップ10に入ることを目指して走る。土曜はとてもうまくいった。日曜にどういう結果が出るのか、見ていこうじゃないか。


(予選直後にSky Sportsに対して語り)いつもは予選を最初の方に走り終えて、その時点で7位か8位でも、その後、結局9位か10位だったと無線で言われる。でも今回は、予選が終わっても7位を維持できていて、明日は6番グリッドからスタートすると言われた。『イエス!』と叫んだよ。今回は僕らの本来のポジションからスタートできるんだ。

 今の僕らは競争力が高い。マシンが素晴らしいパフォーマンスを発揮しているんだ。シャシーの開発がうまくいっているんだと思う。いい方向に進んでいる。来年の(開幕戦)オーストラリアには全く違う状況になるだろう。楽しみだよ。

 決勝で力を発揮してくれるマシンだ。リカルドとハミルトンからポジションを防御するのは簡単でないことは分かっている。でもメキシコでもそうだったように、僕は絶対に諦めない。相手が誰であろうと、自分のポジションを守り切るために戦う。
 
 明日はポイントが取れるといいね。大きなチャンスがあると思う。この数戦、後方からスタートしても入賞に近づけたから、6番グリッドからなら多少楽に戦えるはずだ。明日はいい結果を出したいね。