2017年F1ブラジルGPの金曜、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソはフリー走行1=10位/2=10位、ストフェル・バンドーンはフリー走行1=8位/2=13位だった。
チームによると、ふたりともマシンのバランスおよびドライバビリティにあまり満足しておらず、なかなかスイートスポットを見つけられない状態であるということだ。
アロンソは2回のセッションにわたって小さな問題に見舞われた。FP2ではPU関連の問題によりピットレーンで予防的措置でストップしたが、問題はすぐに解決され、走行プランの遅れは最小限に抑えられたという。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
レーシングディレクター エリック・ブーリエ
午後に雨が降るという予報が出ていたため、ウエットになることを想定してプログラムを推し進めた。
幸い天候が崩れることなく、一日を通して走行することができた。来年のマシンに流用できるコンポーネントやアイデアを試しながら、忙しいセッションを過ごした。
一日を終えた段階で、フェルナンドもストフェルも、マシンバランスに完全には満足していない。マシンのスイートスポットを一貫して得られるよう、今夜、作業を続ける必要がある。フェルナンドはFP2に小さな問題が発生し、それによって作業が遅れてしまった。
表面的には悪い一日ではなかったが、もう少し改善できる部分があるのは間違いない。