映画『嘘を愛する女』の主題歌が発表された。
長澤まさみと高橋一生が共演する同作。主題歌に起用されたのは、松たか子の新曲“つなぐもの”となる。同曲は松たか子が作曲、作詞を『カルテット』『最高の離婚』などの脚本で知られる坂元裕二が手掛けている。『カルテット』には松たか子、高橋一生も出演した。編曲を佐橋佳幸と山本拓夫が担当。また同曲を使用した新たな予告編も公開された。
2018年1月20日から全国公開される『嘘を愛する女』は、一流企業に勤めるキャリアウーマンの由加利が、恋人の大きな嘘に翻弄されていくというあらすじ。由加利役を長澤まさみ、小出桔平と名乗る由加利の恋人役を高橋一生が演じるほか、DAIGO、川栄李奈、黒木瞳、吉田鋼太郎らが共演者に名を連ねる。
なお“つなぐもの”は12月6日にリリースされる松たか子のニューアルバム『明日はどこから』に収録。アルバムの詳細もあわせて発表された。
■松たか子のコメント
数年前に書いた、名もない曲が、素敵な映画に出会い、つなぐもの、になりました。全ての御縁、に感謝しています。
■長澤まさみのコメント
つつみ つむぎ つづけ つなげるもの つなげ
つづけて つながるもの、人生はその連続なのだと。
松さんの優しくて力のある歌声に物語の奥行き、
人の想いの動き全てを代弁してもらった気がしてなんだか悔しくなりました。
ストーリーを支えてくれる楽曲にとても感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。
■高橋一生のコメント
松さんの作曲、坂元さんの作詞、佐橋さん編曲。
映画作品の音楽は、その作品の重要な要素になり得るものと思っています。
僕が勝手にご縁を感じているお三方が関わってくださること、嬉しく思います。
大事なものをしまっている箱を開けるような、あたたかい気持ちになれるこの曲に出会えて、この作品に参加させていただいていることを益々嬉しく思うと共に、こういった形でまた同じ作品でご一緒出来ることを幸福に感じます。
松さんの歌声を聴いて、いつかあったかもしれない、また、いつかあるかもしれない、唯一の人とのことを思って、人知れず つむぎ つづけ つなげる勇気をいただきました。