映画『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』が、2018年3月3日から東京・新宿ピカデリー、渋谷のBunkamuraル・シネマ、東京・東銀座の東劇ほかで公開される。
1903年に生まれ、1970年に逝去したカナダの画家モード・ルイス。ティーポットや薪ストーブ、扉、雨戸、外壁、壁紙など家のあらゆるものをキャンバスにして描いた。
モード・ルイスと不器用ながらもモードを献身的にサポートする夫のエベレットの人生を描いた同作。子供の頃から重いリウマチを患っていたルイスは、家政婦募集の広告をきっかけに魚の行商を営むエベレットと出会い、トラブル続きの同居生活を送っていたが、やがて結婚することになり、幸せな日々を手に入れるというあらすじだ。YouTubeでは予告編が公開中。
4メートル四方の家で絵を描きながら暮らすモード役にサリー・ホーキンス、エベレット役にイーサン・ホークがキャスティング。監督はイギリスのテレビドラマ『荊の城』のアシュリング・ウォルシュが務めた。原題は『MAUDIE』。