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ブリトニー・スピアーズ、自作の絵画をオークションへ 売上金はベガス乱射事件の被害者に

2017年11月10日 10:43  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ブリトニー「私も役立ちたい」(画像は『Britney Spears 2017年9月26日付Instagram』のスクリーンショット)
今年秋、ラスベガスで米史上最悪の銃乱射事件が発生。60名近い人々が命を落とし、数百名もの負傷者が出た。数年間にわたりラスベガスで定期公演を続けてきた歌手ブリトニー・スピアーズは、大好きな地で起きたあまりにも凄惨な事件に大変なショックを受けたという。しかしブリトニーは「自分なりに被害者救済のため動きたい」と“ある行動”に。そして出来上がった“ある物”を救済団体に提供し、オークションに出品した。

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今年10月1日のこと、ラスベガスにて開催されていたミュージックフェスに多くの音楽ファンが集結した。だが近くにあるホテルから大量の銃や爆発物などを持った男が銃の乱射を開始。会場で楽しんでいた人々が次々と銃弾に倒れ、約10分とも言われる短い時間に多くの人々が亡くなった。

銃を罪なき人々に向け続けたとされる容疑者は、その後自らに向け発砲し自殺。罪を償うこともなくこの世を去っている。

その後、ブリトニー・スピアーズは水彩絵の具を用いて花の絵を描き上げ、「Vegas Cares」なる団体のオークション用に提供した。出品されたこの作品はプロ級の出来栄えではないものの、淡い色合いと可愛らしい画風で人々の心を惹きつけ1万ドル(約113万円)で売却された。

ちなみにブリトニーは事件後にインスタグラムを更新。「ラスベガスで起きた悲劇に関するニュースを聞き、ものすごく辛い思いをしています。犠牲者の皆様のこと、そしてベガスで起きた昨晩の悲劇のことを思い祈っています」と書き込んだほか、「みんなで今回の事件を乗り越えましょう」ともツイートしていた。その優しい思いから生まれた絵がもたらした利益が、ひとりでも多くの被害者のため、上手く役立てられるよう祈るばかりだ。



画像は『Britney Spears 2017年9月26日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)