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安田顕&野間口徹、吉永小百合主演『北の桜守』出演 安田「本当に光栄なこと」

2017年11月10日 08:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 2018年3月10日に公開される吉永小百合主演映画『北の桜守』の追加キャストとして、安田顕と野間口徹の出演が発表された。


参考:吉永小百合主演映画『北の桜守』予告編公開 構想7年、北海道横断ロケの全貌が明らかに


 本作は、『北の零年』『北のカナリアたち』に続く、“北の三部作”最終章となる、吉永にとって120本目の出演作。終戦直後の北の大地で懸命に生きた母と子が、長年にわたる別離を経て、家族の記憶を巡る旅に出る模様を描き出す。


 監督を務めたのは、『おくりびと』『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』の滝田洋二郎。主演の吉永をはじめ、堺雅人、篠原涼子、阿部寛、佐藤浩市、岸部一徳、中村雅俊、高島礼子、笑福亭鶴瓶、永島敏行の出演がこれまでに発表されていた。


 本作の舞台である北海道出身の安田が演じるのは、堺演じる修二郎の同級生・杉本久。少年時代に修二郎をいじめていた過去を持つ役柄だ。吉永との共演シーンはないが、「日本映画界の歴史を作られてきた方と、その方が主演される作品にこうして同じスクリーンに出させていただき、本当に光栄なことだなと思います』とコメント。アメリカ帰りの修二郎を訪ねた際、「What can I do for you?」と聞かれて戸惑うというシーンでは、「ホッケ? ホッケがどうしたって?」という北海道人らしいアドリブで応戦し、カットがかかった後に共演者やスタッフを爆笑させたという。


 野間口が演じるのは、修二郎が日本で開業したミネソタ24の社員・木村学。社長である修二郎をサポートする役柄だ。稚内での撮影では、初夏の東京から移動してきたため油断したのか、寒空の北海道に短パン姿で現れ、堺にからかわれる場面も。


 本作のプロデューサーは、2人のキャスティング理由について「これまでの出演作を見ていて、それぞれの役のイメージにぴったりだなと思いましたし、 実力派のお2人だったので、ぜひ、お願いできればと思いました。 撮影を終えて、滝田洋二郎監督もお2人の演技を絶賛していました」とコメントしている。(リアルサウンド編集部)