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ガエル・ガルシア・ベルナルが忠誠を誓う 『ネルーダ 大いなる愛の逃亡者』本編映像

2017年11月09日 18:52  リアルサウンド

リアルサウンド

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 11月11日に公開されるチリの国民的詩人パブロ・ネルーダの半生を追った映画『ネルーダ 大いなる愛の逃亡者』より、本編映像が公開された。


(参考:『ネルーダ 大いなる愛の逃亡者』本編映像


 本作は、詩人として1971年にノーベル文学賞を受賞した、チリの詩人で共産主義の政治家パブロ・ネルーダの伝記映画。その思想ゆえにチリ政府から追われるようになったネルーダが国外逃亡を余儀なくされた、1948年の1年間に焦点を当て、弾圧のなかで彼がいかに代表作『大いなる歌』を生み出したのかに迫る。


 『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のパブロ・ラライン監督がメガホンを取り、『ナルコス』のルイス・ニェッコがネルーダ役を演じるほか、『ノー・エスケープ 自由への国境』のガエル・ガルシア・ベルナルがネルーダを追う警官ペルショノー役を務めている。


 公開された映像では、ビデラ大統領からネルーダを追う役目を任されるペルショノーの姿が映し出され、警官と詩人、ペルショノーとネルーダ2人の逃亡と追跡劇の始まるシーンが描かれている。 ベルナルは今回の役作りについて「役作りが困難で手強いとき、その役柄の身体的特徴を考えるんだ。ラライン監督と一緒に人物像についてたくさん話し合ったよ。ペルショノーは嫌な奴だけど、立派な警官でありたいという欲望を抱いている。そして、このキャラクターが娼婦の息子だと決めた時点で、魂が入り込んだ。ネルーダと対峙して、彼のアイデンティティを形成しなければならないと思ったんだ」と語っている。


(リアルサウンド編集部)