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新次元のドライビングダイナミクス、4代目となる新型『ルノー・メガーヌ』日本上陸

2017年11月09日 16:21  AUTOSPORT web

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ハッチバックのトップグレードとして導入される『ルノー・メガーヌ GT』
10月には日本上陸が先行アナウンスされていたルノーの主力Cセグメントモデル、『ルノー・メガーヌ』の第4世代となる新型がついに日本上陸。GT、スポーツ・ツアラーGT、GT-Lineの2ボディ、3グレード展開で本日11月9日より発売開始となった。

 すでに本国では先行して発売が開始されているこの4代目は、数々の新機軸を満載した新世代のモデルとして誕生。

 4輪を操舵させることでコーナリングの性能を大きく向上させる“4コントロール”に、走行モードや車内環境をカスタマイズできる“ルノー・マルチセンス”、運転支援システム(ADAS)といった先進の機能を搭載し、新たな世代のモデルに進化したことを強く印象付ける構成となった。

 先代よりシャープさを増したエクステリアは、ボンネット前部に向かって集まる緊張感のある繊細なラインが走りダイナミックな印象を強めた上、サスペンションジオメトリーの見直しによりダンパーをより寝かせて取り付けることで、タイヤとホイールアーチの間隔が狭められるなど、よりスポーティ感を高めるアピアランスに。

 また前後ともデイタイムランプとして機能するLEDランプを装備しつつ、フロントにはルノーデザインを象徴する“C”シェイプフルLEDランプ(GT-Lineはハロゲンランプ)のオート・ハイ/ロービームを搭載。リアには常時点灯の左右に連なる光のラインを形成する3Dリアランプが採用された。

 そのエクステリア同様上質さとスポーティさを調和させたインテリアは、表示パターンと色が変更できる7インチフルカラーTFTメーター、7インチマルチファンクションタッチスクリーン、マルチメディアシステムのR-Link2など先進のインターフェイスを採用。

 ステアリングスイッチ、シフトノブ、エアコンの吹き出し口など、頻繁に触れる部分に配した サテンクロームはスポーティネスを感じさせる質感となり、ステアリングホイールはナパレザー(GT、 GT-Line)、ヘッドレスト一体型スポーツシートはアルカンタラで縫製され、クラスを超えた上質感を手にしている。





 注目のダイナミクスでは、F1でのノウハウを投入した最新のパワートレーンを搭載。ハッチバック、スポーツ・ツアラーのGTグレードには最高出力205PS/6000rpm、最大トルク 280Nm/2400rpmを発生するパワフルな1.6リッター直列4気筒16バルブ直噴ターボを。GT-Lineには最高出力132PS/5500rpm、最大トルク205Nm/2000rpm と、2リッターに匹敵するトルクを発揮する1.2リッター直列4気筒16バルブ直噴ターボを搭載。双方ともに新開発の電子制御7速AT(7EDC)を組み合わせた。

 また前述のGTグレードはルノー・スポールが専用のチューニングを施し、専用のスプリング、ダンパー、アンチロールバー、ステアリングを装備。ルノー・ニッサン・アライアンスでCMFと呼ばれるC/Dセグメントプラットフォームを用いつつ、この新型『メガーヌ』の注目機構として"4コントロール"と呼ばれる4輪操舵システムも導入された。

 この新機構は電子制御のアクチュエーターでタイロッドを動かし、リアタイヤを操舵することでタイヤ切れ角を1秒間に100回の演算処理を経て自動でコントロール。最大切れ角は2.7°となり、高速時は同位相に、低速時は逆位相にコントロールすることで最小回転半径5.2mと、駐車時やUターン時などでの取り回しを容易にしている。

 また、同グレードではブレーキディスク直径をGT-Lineのものより30mm大きい前320mm、後290mmとし、ストッピングパワーも強化されている。

 その他、センターコンソールの7インチマルチファンクションタッチスクリーンの操作で、走行モードや車内の環境をカスタマイズできる“ルノー・マルチセンス”も搭載し、走行モードによりアンビエントライトや空調、R-サウンドと呼ばれる擬似エンジンサウンドを変更することが可能となるなど最新の機能を備えた。

 12個のセンサー(GT、スポーツ・ツアラーGT)、ふたつのカメラ、ミリ波レーダーで車両の周囲360°の情報を解析し、各種運転支援機能を作動させるルノー最新のADAS(運転支援システム)を含め、価格は263万~354万円となっている。




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