事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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ハースのインサイダーからの情報によると、ロマン・グロージャンのチーム内での立場が揺らぎ始めたという。
グロージャンはケビン・マグヌッセンと同様に、チームと来季も有効な契約を交わしている。しかし、物事が自分の思いどおりにならない時に、あまり建設的な態度をとれないことから、最近ではチームに悪影響を及ぼす人物と見なされつつあるらしい。
アメリカGPの終了直前には、グロージャンがしつこくタイヤのグリップ不足を訴えたのに対し、業を煮やしたチーム代表のギュンター・シュタイナーが無線に割り込んで、「うるさい!」と一喝する一幕もあった。
実際、クルマが自分の望んだように仕上がらない時の彼は、ケビン・マグヌッセンと比べて見劣りするパフォーマンスに終始することも多い。
そう考えると、来季の開幕までにドライバー市場で魅力的な後任候補が見つかった場合には、ハースのラインアップが変更される可能性もないとは言い切れない。
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