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ホンダ、ミラノショーで新型『CB1000R』など世界初公開。国内での発売も予定

2017年11月07日 18:22  AUTOSPORT web

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2018年型CB1000R
ホンダは、イタリア・ミラノで開催されている『ミラノモーターサイクルショー2017(EICMA2017)』に出展。『CB1000R』など、ヨーロッパ向け2018年モデルの二輪車ラインアップを発表した。

 2007年に登場したストリートファイターの『CB1000R』。今回、10年ぶりにフルモデルチェンジを果たした。

 2018年モデルの『CB1000R』は、「魅せる、昂る、大人のためのEMOTIONAL SPORTS ROADSTER」を開発コンセプトとし、マスの集中化と軽量化を図った車体パッケージングに加え、さらに力強い出力特性を発揮する直列4気筒DOHC4バルブ1000ccエンジンと、スロットル・バイ・ワイヤシステムを搭載し、エキサイティングでありながら操りやすさも追求している。

 スタイリングは「ネオ・スポーツ・カフェ」をデザインテーマに、経験を積んだ大人の趣味にふさわしい、高品位な機能部品で構成された外観を実現したという。

 また『CB1000R』のイメージを踏襲した小排気量モデルの『CB300R』と『CB125R』も登場。両モデルは新世代CBとして誕生し、ビギナーから経験豊かなライダーまで幅広い層を想定して開発された。外観はコンパクトかつダイナミックなプロポーションやメカニカルな機能美などで所有感を高めたとしている。

 3台に加え、世界初公開となったのが『CRF1000L Africa Twin Adventure Sports(CRF1000Lアフリカ・ツイン・アドベンチャー・スポーツ)』だ。

 CRF1000Lアフリカ・ツインに新たに設定されたアドベンチャー・スポーツモデルは、1988年に初代アフリカ・ツインがヨーロッパに登場してから30年を象徴する記念モデルとなる。

「もっと遠くへ行きたい」、「もっとタフに過酷な挑戦をしたい」というさらなるアドベンチャーマインドをかき立てるモデルとして開発され、24リットルの大型フューエルタンクと大型のウインドスクリーン、ロングストロークのサスペンションなどの採用に加え、スロットル・バイ・ワイヤシステムも新たに装備された。

 新たに発表された4台は日本での発売も計画しているという。CB300Rに関しては、日本ではCB250Rとして販売予定となっている。なお、発売価格についての発表はされていない。

 その他、フルモデルチェンジのゴールドウイング、X-ADV、NC750X、NC750S、INTEGRAなどの車両も出展。コンセプトモデルでは東京モーターショー2017で初登場したスーパーカブC125とモンキー125が出展された。