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『予兆 散歩する侵略者』未公開カット 黒沢清監督、東出昌大の”悪の侵略者”に「神がかった熱演」

2017年11月07日 18:03  リアルサウンド

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 夏帆主演映画『予兆 散歩する侵略者 劇場版』より未公開カットが明かされた。


参考:『散歩する侵略者』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』がTAMA映画賞の最優秀作品賞に


 本作は、今年の夏に公開された映画『散歩する侵略者』のスピンオフ作品。WOWOWにて放送されたドラマが反響を呼び、急遽、映画化が決定した。監督は映画版と同じく黒沢清が務め、監督とともに、共同脚本を務めるのは『リング』シリーズを手がけた高橋洋。黒沢監督とのタッグは『蛇の道』以来、実に19年ぶりとなる。


 侵略者に立ち向かい自分の世界を守ろうとする主人公・悦子を『海町diary』の夏帆が演じ、図らずとも侵略者になってしまい苦悩する悦子の夫・辰雄を『PARKS パークス』『三月のライオン』の染谷将太。そして映画版とは違う「悪の侵略者」を東出昌大が務める。他にも岸井ゆきの、安井順平らが出演する。


 このたび公開された未公開カットでは、何かに怯える夏帆、苦悶の表情を浮かべる染谷、そして夏帆に怪しい笑顔を浮かべ迫る東出の姿などが捉えられている。東出の演技に黒沢監督は「神がかった熱演」とコメントを寄せている。(リアルサウンド編集部)