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ジョージ・クルーニー、俳優業に執着せず 「もうお金は要らない」

2017年11月07日 17:13  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ジョージ・クルーニー「テキーラの会社売却で10億ドル得たから…」
ドラマ『ER緊急救命室』をはじめ、映画『パーフェクト ストーム』や『ファミリー・ツリー』など多くの作品に主演してきた俳優ジョージ・クルーニー(56)。そのジョージにも妻と子、そして莫大な資産ができたこともあり、演技の世界にはあまり未練はないもよう。このほどインタビューに応じたジョージは「十分な資産を築いた」と強調し、「以前みたいに“家賃を稼がなければ”っていうガムシャラな気分ではない」と語った。

56歳にして、今もハリウッドのトップ俳優として活躍中のジョージ・クルーニー。彼はこのほど自身の今後について、こうメディアに語った。

「俺は、もうずいぶん長いあいだ演技の仕事をしてきた。もう56歳だ。」
「映画『評決』でポール・ニューマンが演じた役を誰かがオファーされたら飛び上がってしまうだろうな。でもそんな役って、そう多くはないし。」
「それに俺は役者業で家賃をどうにか払っていたんだ。でもテキーラの会社を売却して10億ドルを得た。もう(これ以上の)お金は必要ない。」

俳優として成功をおさめ、充分なお金を稼いできたというジョージ。今後はその資金を用い、映画を制作する可能性もあるそうだ。

「そういうこと。金はある。だから作りたい映画の制作に向けて努力することはできるさ。」

そんなジョージは現在の政治の在り方に疑問を抱き、たびたびドナルド・トランプ氏を批判してきた。そのことでさらにファンを増やし周囲からも政界入りを勧められているというが、今は政治家への転身は考えていないとのこと。見るからに聡明で正義感の強そうなジョージなら信頼される国のリーダーになれそうな気もするが、リアリティ番組などで活躍していたトランプ氏が大統領になってからというもの、「次の大統領はタレントではなく国政の混乱を招かない“政治の専門家”がいい」という声も確かに増えているようだ。それでも多い「いつかクルーニー大統領が誕生すると信じたい」という声を、ジョージはいつまで退けられるのか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)