ダニエル・リカルドはチームメイトのマックス・フェルスタッペンと比較して今シーズンの自身のパフォーマンスを率直に評価し、その内容について言い訳はしないと語った。
今季マレーシアとメキシコの2戦で優勝を飾っているフェルスタッペンは、予選でもメキシコGP時点で計12回リカルドを上回っている。
「言い訳は一切しないよ」とリカルドはオランダのメディアに語った。
「マックスの今年の走りは素晴らしいし、どのレースでもマシンの性能を最大限に引き出している」
リカルドはドライバーズ選手権でフェルスタッペンよりも44ポイント上回っているが、それは主に夏の間フェルスタッペンがルノー製エンジンの信頼性の低さの犠牲になっていたことによるものだ。
「信じられなかった。マックスはすごく不運なことが多かったけど、なぜそうだったのか説明できない」
「エンジニアに彼のせいなのか聞いてみたけど、マックスは機器を乱暴に扱っているわけじゃなかった。本当にただの不運だったんだ」
そう語るリカルドは、10月のアメリカGPではエンジンのトラブルによりリタイア、続くメキシコGPではパワーユニット交換によるグリッド降格の末、決勝レースでもトラブルが発生しリタイアを強いられている。