トップへ

好調フェルスタッペンの陰に隠れるリカルド「パフォーマンスに関して言い訳は一切しないよ」

2017年11月07日 16:52  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

多発するPUトラブルに苦戦を強いられるダニエル・リカルド
ダニエル・リカルドはチームメイトのマックス・フェルスタッペンと比較して今シーズンの自身のパフォーマンスを率直に評価し、その内容について言い訳はしないと語った。 

 今季マレーシアとメキシコの2戦で優勝を飾っているフェルスタッペンは、予選でもメキシコGP時点で計12回リカルドを上回っている。

「言い訳は一切しないよ」とリカルドはオランダのメディアに語った。

「マックスの今年の走りは素晴らしいし、どのレースでもマシンの性能を最大限に引き出している」

 リカルドはドライバーズ選手権でフェルスタッペンよりも44ポイント上回っているが、それは主に夏の間フェルスタッペンがルノー製エンジンの信頼性の低さの犠牲になっていたことによるものだ。

「信じられなかった。マックスはすごく不運なことが多かったけど、なぜそうだったのか説明できない」

「エンジニアに彼のせいなのか聞いてみたけど、マックスは機器を乱暴に扱っているわけじゃなかった。本当にただの不運だったんだ」

 そう語るリカルドは、10月のアメリカGPではエンジンのトラブルによりリタイア、続くメキシコGPではパワーユニット交換によるグリッド降格の末、決勝レースでもトラブルが発生しリタイアを強いられている。