雑誌『ローリングストーン』の日本での出版権および編集権を、CCCグループのカルチュア・エンタテインメントが取得したことがわかった。
1967年にアメリカで創刊された『ローリングストーン』誌。日本版はこれまでに数度にわたって発行されており、2011年からはアトミックスメディア、2015年以降はアトミックスメディアから分社化したパワートゥザピープルがライセンス契約を結んでいた。またパワートゥザピープルはカルチュア・エンタテインメントと2015年に業務資本提携を結んでいる。『ローリングストーン』誌のライセンス契約は、ローリングストーン インターナショナル リミテッドが統括している。
カルチュア・エンタテインメントとローリングストーン インターナショナル リミテッドによる新たなライセンス契約は、パワートゥザピープルとの契約が終了したことを受けて、日本のマーケットにおける新たなステップアップをめざすことで両社が合意したことから実現。
新創刊される『ローリングストーン ジャパン』は、アメリカ版の編集方針を踏襲しつつ、日本の音楽やカルチャーなどの独自コンテンツを盛り込んだ新雑誌となる。第1号は12月25日に発売。年4回の発行を予定している。ウェブサイトは12月1日にオープンする予定だ。