10月27~11月5日まで、東京・有明の東京ビッグサイトで開催された『第45回東京モーターショー』。今回の総来場者数は77万1200人だった。
『世界を、ここから動かそう。BEYOND THE MOTOR』をテーマに開催された第45回東京モーターショー。一般公開スタート直後の2日間は台風22号の影響もあり、8万6800人(10月28日)、7万1600人(10月29日)と10万人を割る来場者数だった。
しかし、11月3~4日の2日間は天候に恵まれたこともあり、両日とも10万人以上が来場。最終日の5日は、通常より開催時間が2時間早かったものの6万8900人が訪れた。また、11月2日には東京ビッグサイトに開催地を変更して以来の平日としては最高となる8万7400人が来場したとのこと。
開催期間中の総来場者は77万1200人。これは2015年に行われた第44回モーターショーの81万2500人から4万1300人少ない人数となる。
今回の東京モーターショーでは、EVやAI(人工知能)を駆使した自動運転に重きを置いたコンセプトモデルが多く出展。また、話題のVR(バーチャルリアリティ)を使った展示も多く見られた。
スポーツタイプとしてはトヨタの『GR HVスポーツ コンセプト』やミツビシ『e-EVOLUTION CONCEPT』、スバル『BRZ STI Sports』、『S208』、『VIZIV PERFORMANCE CONCEPT』などが注目を集めた。
2輪車ではカワサキが新型Ninja400/250、Z900RSを発表したほか、スズキもSV650Xを世界初公開し、話題を集めた。
東京モーターショーを主催する日本自動車工業会によれば、2019年秋開催の第46回東京モーターショーも東京ビッグサイトを中心として開催するという。また、2018年秋には「クルマ・バイクファンのみならず多くの皆様が楽しめるイベント」を開催する予定とのこと。