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キム・カーダシアンのハロウィン 早世の歌姫アリーヤに扮しブーイングの嵐

2017年11月04日 16:33  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ダイナマイト系キム、ベイブ系アーリヤに扮してブーイング(左の画像はinstagram.com/kimkardashianより)
飛行機事故により早世し、遺族はもちろんファンや関係者を大泣きさせた歌姫アリーヤ。本当に魅力的な女の子であったアリーヤのイメージを、あのキム・カーダシアンが再現できる…? 今年のハロウィンで「アリーヤに扮してみたわ」という動画を投稿していたキム。案の定、アリーヤのファンならずともブーイングが起きているもようだ。

2001年8月、飛行機事故によりわずか22歳で無念にもあの世へ逝ってしまった歌姫アリーヤ。歌ばかりか美貌が買われ、ジェット・リーのアクション映画『ロミオ・マスト・ダイ』ではヒロインの“トリシュ・オーデイ”役に抜擢されていた。『マトリックス リローデッド』や『同レボリューションズ』の出演も決定していたなか、バハマ発フロリダ行のセスナ機が墜落し、天に召されてしまった。

そんなアリーヤの魅力を存分に知っているのか、キム・カーダシアン(37)は先月28日、「今年のハロウィンのコスチュームはアリーヤ風よ」という動画をSNSに投稿した。それはアリーヤが『Try Again』のミュージックビデオで見せたスタイルを模倣したもの。しかしレザーパンツでパンクロック風に決めた下半身はむしろマドンナ、そして濃すぎるメイクはシェール(Cher)ではないかと評価は散々であるもよう。これにはキム本人も何かコメントしなければと思ったのであろう。彼女は続いてこんなメッセージを綴った。

「アリーヤは素晴らしい歌姫だった。ミュージックシーンの伝説として彼女の名は永遠に語り継がれるでしょう。もしも私が彼女に扮したことで不愉快な思いをした人がいるのであれば、謝罪するわ。でも私は尊敬している女性をイメージしてそのコスチュームを着ただけなの。人種や文化とは一切関係ないことよ。」

「私のファミリーはあらゆるジャンルの音楽を聴いているわ。子供たちにはできるだけ多くのアーティストの音楽に触れて欲しいし。ハロウィンでコートニー(姉)は大好きなマイケル・ジャクソンに、そして息子のセイントはアクセル・ローズ (Axl Rose)に扮したわ。肌の色なんて関係ない。愛するアーティストへの敬意の表れだと思っているわ。」

キムは過去に肌の色にあれこれ手を加えて強烈なバッシングにあってきたため、そのあたりについて敏感になっているのであろう。もっともアリーヤのファンにしてみれば、「キム、そういう意味でブーイングが起きているのではないと思うよ。アリーヤは実にキュートな歌姫だったからね」と言いたいはず。少しピントのずれた釈明だったという気がしてならない。

画像2枚目は『Kim Kardashian West 2017年10月28日付Twitter「Baby Girl Aaliyah」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)