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2018年にMotoGPクラス昇格のルティ、手術のためバレンシアGP後のテストは欠場に

2017年11月04日 08:52  AUTOSPORT web

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手術のためバレンシアGP後のオフィシャルテストを欠場することになったトーマス・ルティ
第17戦マレーシアGP予選で負傷したMoto2ライダーのトーマス・ルティ(カレックス)は最終戦バレンシアGPを欠場することになった。これにより最終戦後に行なわれるMotoGPクラス昇格後初テストのバレンシアオフィシャルテストも欠場することになった。

 ルティは、マレーシアGPの予選で左足首を骨折、決勝レースを欠場した。2017年シーズンはフランコ・モルビデリ(カレックス)とMoto2クラスのタイトルを争っていたが、このケガによる欠場で戦わずしてタイトルをモルビデリが獲得した。

 しかし、マレーシアGP終了時点で、ランキング3番手のミゲール・オリベイラ(KTM)とは残り1戦で27ポイント差をつけており、ルティのランキング2位が確定している。

 レース後、ルティは11月1日にスイスのベルン近郊にあるミュンジング市内の病院で左足首を手術。手術は無事に終えたが、最終戦バレンシアGPは欠場することになった。

 また、ルティは2018年からエストレージャ・ガルシア・0.0・マーク・VDSに所属しMotoGPクラスにデビューするため、最終戦バレンシアGP後のオフィシャルテストでMotoGPマシンを走らせる予定だったが、こちらも欠場することになった。