ヴィクトリアズ・シークレット今年の“宝石ブラ”は2億円超！ 着用するのは…!?
2017年11月03日 16:53 Techinsight Japan
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毎年恒例の「ヴィクトリアズ・シークレット」のファッションショー。キャットウォークより先にプレスにお披露目となったのは、スイス・ジュネーブの宝石ブランド「Mouawad」が350時間をかけて18カラットのゴールドにダイヤモンド、イエローサファイア、ブルートパーズなど6000粒近い宝石を散りばめた“シャンパン・ナイト・ファンタジー・ブラ”であった。600カラットとブラはずっしりと重く、200万ドル（約2.28億円）ほどの価値があるという。
女性のファンタジーと夢が詰まったこの宝石ブラをいったい誰が着けてランウェイを歩くのかは毎年の話題になるが、このたびその大役を仰せつかったのはブラジル出身のヴィクシー・エンジェル、ライス・リベイロ（27）であった。過去にはジゼル・ブンチェン、ミランダ・カー、キャンディス・スワンポール、アドリアナ・リマなどがそうであったように、ライスもこれでモデルとしてのランクアップが保証されたようなもの。メディアとのインタビューの様子が動画でも配信されているが、感極まったライスは涙声でこんな風に話している。
「私はこれまで泣いたことなど一度もなかった。でも兄に頼んで大好きな祖父母、母親、姉、おじ、部屋にいる仲間たちにそのことを伝えてもらい、彼らから祝福の言葉を受けるうちに涙がこみあげてきちゃった。7年以上も私の中に秘めていた様々な感情が一気にこみあげてきた感じで、今はそれを抑えるのに必死よ。」
「私が選ばれたと知らされてもすぐには信じられなかったの。親友にもボーイフレンドにも『ねぇこれ真面目にどう思う？ 本当なのかしら』なんてしつこく確かめたくらい。ああ、なんて美しいこのブラジャー。私は本当に幸運、誇らしいわ。感激や緊張で今も足が震えているわ。」
「私はブラジルの小さな町で生まれ育ち、将来は看護師になるのだろうと思っていた。ジゼル、アドリアナやアレッサンドラの活躍については知っていたけれど、いったんファッション業界に足を踏み入れたら、途端に『ヴィクシーのモデルになりたい』と思うようになったわ。なりたくないと思う女の子なんてこの世にいるかしら。」
「家族は皆宗教に熱心で、私もショーの直前にはお祈りをする。それが落ち着いて冷静さを保つ私なりの方法よ」と話すライス。宝石ブラを着用してみると彼女の体にそれは瞬時にフィットし、手直しする部分はまったくなかったそうだ。なおショーは中国・上海の「メルセデス・ベンツ・アリーナ」で開催されるとのこと。その様子が大々的に放映されるのを待つのみである。
（TechinsightJapan編集部 Joy横手）
