トップへ

ダスティン・ホフマン “17歳インターンにセクハラした過去”を暴露され謝罪

2017年11月02日 16:13  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ダスティン・ホフマンも過去にセクハラ
映画『クレイマー、クレイマー』『トッツィー』『レインマン』など素晴らしい作品に出演してきた俳優ダスティン・ホフマン(80)について、信じがたい報道が飛び込んできた。今から30年以上も前に、ダスティンは撮影現場で働く10代の元インターンにセクハラ行為をしていたとのこと。それを暴露されたダスティンだが速やかに謝罪し、反省しているとの声明を発表した。

「私が17歳の時、ダスティン・ホフマンにセクハラされました。」

そう主張しているのは、ダスティンがテレビ映画『Death of a Salesman(原題)』に出演した際にプロダクションアシスタント(インターン)として働いていたアンナさん(Anna Graham Hunter)だ。1985年当時、彼女はまだ17歳。ダスティンと同じ現場で働いた5週間に起きた出来事を、アンナさんは『ハリウッド・リポーター』誌のゲストコラムでこう綴っている。

「現場で働いた初日のこと、彼から『足をマッサージしてくれ』と言われたのです。私はそれに従いました。」
「彼はコソコソすることなくイチャつき、私のお尻を掴んできたこともあります。私に対し、もしくは私のいる場でセックスの話をしたこともありました。」

これにつき、ダスティンも身に覚えがあったもよう。当時の言動を振り返り、『ハリウッド・リポーター』誌に以下のような声明を寄せた。

「私は女性を尊敬しています。私がしたことで彼女が不快な思いをしたのなら、申し訳なく思います。」
「ごめんなさい。(そのような行為が)私の人間性を反映しているわけではありません。」

俳優ベン・アフレック、ケヴィン・スペイシー、“大物プロデューサー”ハーヴェイ・ワインスタインといったセレブ達によるセクハラが次々と告発される中、現在49歳のアンナさんも被害を告白。確かに嫌な思いはしたものの、ダスティンの人柄については悪い印象は受けなかったという。

「彼にはゾッとしました。ですが彼は優しくもあり、私に好かれたがっていたんです。私も彼を嫌いではありませんでした。権力を利用しセクハラした男性(ダスティン)に憎悪しか感じていない―そうであれば、もっと割り切った気持ちになれるのですが…。」
「ですがダスティンがしたことは、ハリウッド、そして世界中の多くの女性が経験することです。ダスティンは私を利用した。そして私はまだ子供だったのです。あれはセクシャルハラスメント行為です。」

想像以上に酷いセクシャルハラスメント行為が何十年も続いていたハリウッド。しかしこれらは氷山の一角で、何倍、もしくは何十倍もの被害者達が誰にも明かせずにいる可能性が高い。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)