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ハリー・コニックJr.の妻、5年前の乳がん宣告を回顧「娘達に伝えるのが辛かった」

2017年11月02日 14:33  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ハリー・コニックJr.の妻が乳がん宣告を回顧(画像は『Harry Connick Jr 2017年10月25日付Instagram「thank you @people, for giving jill and me the opportunity to share this... if this info can help just one person, we’re happy」』のスクリーンショット)
グラミー賞受賞歴もある優れたミュージシャンであるほか、俳優やトーク番組ホストも務める多才なハリー・コニックJr.(50)。彼は元モデルの妻ジル(Jill Goodacre)が乳がん宣告を受けたことを公表、自身の番組で妻と対談し話題を集めた。

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このほどハリー・コニックJr.が、ホストを務めるトーク番組『Harry』に妻ジルと登場。妻との対談の中で、がん宣告の日について振り返った。

「今から約5年前に、ちょっとしたトラブルに見舞われたよね。あの日のことを、君はまだ覚えているかい?」
「絶対に忘れないわ。本当に辛かったもの。ちょうど5年前のことよ、私は乳がんを患っていると宣告されたの。」

その日、ジルは「毎年受けている検査だから」と気楽に病院へ。まずはマンモグラフィー検査を受け「全く問題ないようです」と言われたものの、続けて受けた超音波検査の後に「ちょっと気になる点がある」と告げられたという。そして医師から電話で「乳がんです」と宣告されたジルはすぐに夫ハリーに電話をしたという。その時の衝撃をハリーはこう話している。

「君が泣きながらこう言ったのを覚えているよ。『がんなの』って。僕はそれを聞いて完全にパニックになった。あんなに無力だと感じたのは初めてだったよ。」

夫妻には3人の娘がいるが、彼女達に病名を告げることは何よりも辛かったという。

「最悪な気分だったわ。」
「娘達は酷いショックを受けていた。ものすごく辛かったわ。」

しかしそれを機に、家族の絆はグッと強くなったとのこと。しっかりとサポートしてくれる娘達のことを語りながら、ジルは「(彼女達の支えは)まさにアメイジングよ」と感謝を表している。

なお米メディア『PEOPLE』によるとジルのがんは早い段階で発見されたが、腫瘍摘出手術の直後に非浸潤性乳管がんも見つかり、翌日には2度目の手術を受けたとのこと。その後さらに放射線治療を受けたジルは、5年もの間ずっとタモキシフェン(抗悪性腫瘍剤)を飲み続けてきたそうだ。

そんな妻を見守ってきたハリーは、13歳の時に母を卵巣がんで亡くしている。一方でジルは今も不安が消えず、「常に不安を抱えた状態はこれからも続くでしょうね」「検査を受け続けて、再発しないよう願う暮らしが続くと思う」と語っている。

ちなみに『ビバリーヒルズ高校白書』で人気を博したシャナン・ドハーティーも、2015年に乳がんの診断を受けて闘病を開始。彼女は丸坊主姿、抗がん剤治療などを受ける様子などを度々SNSにアップし、がん克服へ向けて努力する姿が大絶賛された。



画像は『Harry Connick Jr 2017年10月25日付Instagram「thank you @people, for giving jill and me the opportunity to share this... if this info can help just one person, we’re happy」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)