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この秋、行きたい学園祭は?1位「青学祭」 ミスコン人気は「上智・ソフィア祭」、女子受けがいい「日芸祭」

2017年11月02日 14:21  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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求人情報サイトを運営するディップは11月1日、「この秋、行きたい学園祭」のアンケート結果を発表した。調査は今年9~10月にインターネットで実施し、大学生1403人、高校生238人、その他学生149人の合計1790人の学生から回答を得た。

青山学院大学「青山祭」が、大学生部門(16.7%)、高校生部門(19.7%)で1位となった。投票理由として最も多かったのが「楽しそうだから」(大学生48.5%、高校生46.8%)で、「有名だから」(32.3%、36.2%)という声も多かった。

教員による模擬講義がある「駒場祭」、来場者数18万を誇る「早稲田祭」

同社は青学が伸びた理由として、表参道にキャンパスを構え、箱根駅伝3連覇、ミスコン出場者に話題の美少女がいることなどを挙げている。芸能人を招いてのトークショーには岡田結実さん、高橋みなみさんなどの出演が予定されている。今年は11月3~5日に開催。

大学生部門の2位は東京大学「駒場祭」(12.5%)。1~2年生が主体となって開催されているためエネルギッシュであることが魅力だという。教員が協力した学術展示や模擬講義もあり、全国から将来の東大生を目指す中高生がよく参加するようだ。目黒区駒場キャンパスで11月24~26日に開催される。

以降トップ10には、「早稲田祭(早稲田大学)」、「三田祭(慶應義塾大学)」、「明大祭(明治大学)」、「ソフィア祭(上智大学)」、「収穫祭(東京農業大学)」、「外語祭(東京外語大学)」、「一橋祭(一橋大学)」、「日芸祭(日本大学)」がランクインしている。

高校生部門の2位は「早稲田祭」(10.1%)。11月4、5日開催だが、例年来場者数は16~18万、学園祭の企画数は460という2日間では見きれないほどのスケールが特徴だ。名物は大隈講堂前のステージだというが、1日目の夕方に開催されるキャンパス外を練り歩くパレードも見どころのようだ。

3位以降は「駒場祭」、「明大祭」、「三田祭」、「外語祭」、「収穫祭」「日芸祭」(同率)、「ソフィア祭」、「徽音祭(お茶の水女子大学)」「白門祭(中央大学)」(同率)と続く。

ミスコンが楽しみなのは「青学祭」「ソフィア祭」

男女別に見ると、女性からの支持率1位は「日芸祭」。同社によると「学園祭の中でも装飾やお祭り度でクオリティが高いと評判」とされており、「芸能人を頼らない」をモットーに毎年展開しているという。今年は11月3~5日に開催される。男性支持率1位は「白門祭」となっている。

行きたい理由別に見ると「屋台が楽しみ」なのは、1位「収穫祭り」、2位「明大祭」で、「ミスコンが楽しみ」なのは1位「青山祭」、2位「ソフィア祭」となった。

また同社は「学園祭は大学のリアルな雰囲気を知ることができる絶好の機会」といい、特に「明大祭」(高校生部門5位)と回答した高校生の約半数が1年生だという。「ソフィア祭」(高校生部門6位)も約半数の高校生が「受験校選びのため」と回答している。

その一方で「白門祭り」は高校2、3年生からの支持が85.7%となり、「キャンパスに興味がある」「友達といきたい」という理由が多く挙がっている。他にも外国語劇や世界の国と地域の料理など国際色を打ち出した「外語祭」も注目されているようだ。