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クドカン脚本の大河『いだてん』に綾瀬はるか、生田斗真ら 音楽は大友良英

2017年11月01日 21:21  CINRA.NET

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綾瀬はるか
2019年から放送されるNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の追加キャストが発表された。

同作は、オリンピックの歴史を題材にした宮藤官九郎のオリジナル脚本作品。これまでの発表では、中村勘九郎と阿部サダヲがダブル主演を務めることが明らかになっていた。演出を『あまちゃん』の井上剛、『まれ』の一木正恵が手掛ける。

今回発表されたキャストは、綾瀬はるか、生田斗真、杉咲花、永山絢斗、勝地涼、竹野内豊、中村獅童、シャーロット・ケイト・フォックス、古舘寛治、ピエール瀧、杉本哲太、大竹しのぶ、役所広司。音楽は『あまちゃん』の大友良英が担当する。

同作は明治から昭和にかけて関東大震災や東京大空襲、高度経済成長などを経て変貌していく東京の52年間の移り変わりを、1952年のストックホルム、1936年のベルリン、1964年の東京の3つのオリンピックを軸に描いた作品。中村勘九郎はストックホルム大会に出場するも日射病で失神して「国辱」を味わった金栗四三役、阿部サダヲは1964年の東京オリンピックを実現させた田畑政治役を演じる。

綾瀬はるかは中村勘九郎演じる金栗四三の妻・春野スヤ役、生田斗真は金栗と共に日本初のオリンピック選手に選ばれる盟友・三島弥彦役を演じる。杉咲花は三島家の女中でよき理解者・シマ役、永山絢斗は金栗の東京高等師範学校の後輩・野口源三郎役、勝地涼は東京高等師範学校の同級生・美川秀信役、竹野内豊はストックホルムオリンピックの日本選手団監督・大森兵蔵役、中村獅童は金栗四三の兄・金栗実次役、シャーロット・ケイト・フォックスは竹野内演じる大森兵蔵の妻でアメリカ人の令嬢で画家・大森安仁子役、古舘寛治は東京高等師範学校助教授の可児徳役、ピエール瀧は東京・大塚の足袋屋の店主・黒坂辛作役、杉本哲太は東京高等師範学校教授・永井道明役、大竹しのぶは金栗四三の養母・池部幾江役、役所広司は金栗四三の恩師・嘉納治五郎役にキャスティングされている。

■大友良英のコメント
日本が初めてオリンピックに参加した頃のことを調べれば調べるほど面白くて面白くて、今現在わたしたちが考えているようなオリンピック像とは全く違う「参加することに意義」があったり戦争への反省からなんとか世界をつなげようとした先人たちの涙ぐましい努力があったり。しかも、底抜けに明るくて、かなりへんてこで痛快な人たちが歴史にもまれつつあれやこれやのドタバタ試行錯誤。おまけに志ん生も出てくるなんて!「もう、この音楽は、お調子もんのわたしがやるしかない、ぜひわたしに任せてください!」と思わず、名指しされたと同時に思いっきり手をあげてしまいました!さてさて、どんな音楽になることやら、大河史上類のないくらいの奇作迷作になるかはたまた大傑作になるかは、始まってからのお楽しみにということで!