特集上映『アキ・カウリスマキが愛するフィンランドの映画』が11月25日から東京・渋谷のユーロスペースで開催される。
同イベントでは、フィンランド独立100周年とアキ・カウリスマキ監督の『希望のかなた』が12月2日から公開されることを記念して、カウリスマキ監督自身が選んだフィンランド映画6本を上映。
上映作品には、田舎町の白夜の一日を舞台に人々の愛と死、誕生を描くヴァレンティン・ヴァーラ監督作『夏の夜の人々』、夫の愛を取り戻そうとシャーマンのもとを訪れた女性が呪いで白いトナカイの吸血鬼にされてしまうというあらすじのエーリック・ブロンベリ監督作『白いトナカイ』、ソ連との継続戦争がフィンランドに残した傷を少年の視点から描いたミッコ・ニスカネン監督作『少年たち』、フィンランド初のプロレタリア映画と言われるリスト・ヤルヴァ監督作『労働者の日記』、刑務所から出所したばかりの元セールスマンとアルコール依存症の元ダンサーの恋を描くマッティ・イヤス監督作『ラプシーとドリー』、息子が見つけた手紙によって理想的な家庭が崩壊していく様を描いたザイダ・バリルート監督作『僕はラスト・カウボーイ』がラインナップしている。
上映スケジュールなどの詳細はユーロスペースのオフィシャルサイトで確認しよう。