フォース・インディアF1チームのチーフオペレーティングオフィサーを務めるオットマー・サフナウアーは、2018年シーズン終了時にチームがエステバン・オコンを失う可能性があることを認めた。
オコンはその驚くべき堅実さとパフォーマンスで、レースを重ねるごとにF1で最も有望かつ才能あるドライバーのひとりであるというポジションを固めてきた。
オコンはサポートを受けるメルセデスに恩義があり、もし求められれば移籍する可能性がある。サフナウアーはAuto Motor und Sport誌に以下のように語った。
「彼はメルセデスのドライバーだ。メルセデスは彼のキャリアを金銭的にバックアップしてきた。従って彼らには彼(オコン)に対する一定の権利がある。我々は、トップチームで世界タイトルに挑む彼のチャンスをつぶしたくはない」
もしもメルセデスが手招きするならば「我々はエステバンを放出するだろう」とサフナウアーは言った。
オコンとセルジオ・ペレスは2018年シーズンの間は現在のチームに尽力する。しかしながらサフナウアーは、再来年にオコンの後任とする可能性も視野に入れつつ、フォース・インディアが来季には正式なリザーブとして3人目のドライバーを追加する可能性があることを示唆した。
「我々はヒュルケンベルグ、ディ・レスタそしてリウッツィのケースで成功した。彼らは全員、1年のテスト期間を経てレギュラードライバーに昇格した」
フォース・インディアのリザーブドライバーには、最近トロロッソを放出されたダニール・クビアトが候補にあがっているとの噂もある。