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セレーナ・ゴメス 病気や腎移植は「全て良い経験だったと思いたい」

2017年11月01日 14:13  Techinsight Japan

Techinsight Japan

セレーナ、友人フランシアさん(左)と『TODAY』に登場(画像は『TODAY 2017年10月30日付Instagram「Savannah sat down with @selenagomez and her best friend @franciaraisa to talk about the kidney transplant that saved Selena’s life.」』のスクリーンショット)
難病である全身性エリテマトーデス(ループス)の悪化により腎臓の機能が著しく低下し、まさに命の危機にあったセレーナ・ゴメス。腎臓移植が必要な待機者リストに名前が載ったが「自分の順番が来るのは何年も先だろう」と悲観していたセレーナに、親友フランシアさん(Francia Raisa)がドナーとなり移植手術を受けることができた。米時間10月30日、31日放映の『TODAY』に登場したセレーナとフランシアさんは、これまでの経緯や心境、恐怖に打ち勝つまでを明かしている。今回は31日に放映された後編より、いくつかの発言をご紹介したい。

親友フランシアさんに勇気を与えたもの
フランシアさん:「その質問に対する唯一の答えは、神様よ。神様との関係がなければ、腎臓提供はできなかったと思う。」
セレーナ:「私はこう信じているの。何かが起きるのは、それなりの理由があるんだって。私には判断力がある。そして私は正直だわ。そう感じられるのも、私がちゃんと神様との関係を築けているからなの。」

■徐々に悪化していった体調
セレーナ:「自分でも、良い決断をしないことが確かにあったと思う。だって自分が病気だという事実に納得していなかったから。それってものすごく身勝手なことよ。でも同時に、(病気を否定する)必要なんてないの。だから(否定的にとらえていたことについては)誇らしい気持ちではないわ。」

■セレーナの施設入所
セレーナ:「(施設に入り、フランシアとも話さない期間が)半年間あったの。」
「少し休みをとって、頭の中をスッキリさせたかった。健康になりたかったの。全ての人から離れたわ。」
フランシアさん:「友情について教訓を得たわ。信頼についてもね。腹を立てるのは簡単なこと。そこに行きたいと望むことも容易いことだわ。でも人は皆、自分のことは自力で乗り切らなくちゃならない時もあるのよね。」

■セレーナの願い
セレーナ:「(私の病気や移植手術について)悲しいことだとは思われたくない。同情してほしくはないわ。だって、これら経験の全てが今の私をつくったんだと思うから。美しいことだわ。自分にも思い出させるべきことだと思っているの―これは、決してネガティブな経験ではなかったんだって。」

自ら「ドナーになりたい」と検査を受けたものの、「術後に目が覚めない可能性もある。死ぬ可能性もある」と怯え遺書まで書いたというフランシアさん。またセレーナは無事に移植手術を受けるも術後ほどなくして激痛に襲われ再び手術を受けるなどし、大変険しい道を乗り越えたという。それを今では「良い経験だったと思いたい」と語るセレーナは、幾分痩せたように見えるが体調はグンと良くなったとのこと。今では血圧もかなり落ち着き、ループス再発の可能性については3~5パーセントと明かしている。

画像は『TODAY 2017年10月30日付Instagram「Savannah sat down with @selenagomez and her best friend @franciaraisa to talk about the kidney transplant that saved Selena’s life.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)