松屋銀座が11月1日、毎年恒例の「福袋 公開選考会」を都内の百貨店に先駆けて開催し、2018年初売りに向けた福袋の中身を披露した。今年のテーマは「魅せる福袋」。写真に撮って誰かに伝えたくなるようなSNS映えを意識した福袋を多数用意したほか、年々需要が高まる「体験型福袋」を強化。今年は約400種類、約3万個の福袋を販売予定で、前年比103%の売り上げを目指す。
選考会でまず登場したのは、過保護に育ったミレニアル世代を美しくするため"カホゴ"な程サポートする「カホゴにあなたをお助け福袋」(1万7,280円 ※4万6,000円相当 限定50個・1階化粧品)。フェミニンなトップスとスカート、甘い香りのフレグランス、頭皮専用クレンジング剤や入浴剤など9点が詰め込まれる。次に、同世代だけではなく母親など上の世代からも支持されるような「国民的彼氏をつくる福袋」(2万7,000円 ※7万5,000円相当 限定10個・5階メンズキャラクター 紳士特選)が登場。女性社員が女性目線で選んだシンプルかつ上質なカジュアルファッションアイテムや身だしなみグッズなど6点と、程よい肉体美を作るフィットネス体験チケットを提供する。
地下1階弁当・惣菜と地下2階生鮮・グロッサリーは、フォトジェニックと掛けた「フォトジェ肉」福袋を販売。100%ピュアイベリコベジョータ丸ごと1本と台、ナイフがセットになったパーティーシーンにぴったりな「フォトジェ肉!100%ピュアイベリコベジョータ1本福袋」(21万6,000円 ※44万円相当 限定2個)や、「フォトジェ肉!尾崎牛ヒレ肉1本福袋」(10万8,000円 ※20万円相当 限定1個)、「フォトジェ肉!松坂牛サーロイン塊福袋」(10万8,000円 ※14万円相当 限定1個)をラインナップする。
ボリュームで注目を集めたのは、働く女性の靴選びの悩みを解消する「GINZAのキャリアウーマン 35足福袋」(3万2,400円 ※65万円相当 Mサイズ限定1個・3階婦人靴)。バンプス、サンダル、ブーツ、レインシューズが計35足入っており、プレゼンターは「友人と購入してシェアしても」と勧めている。
今年最高値の福袋は、入手困難とされるロマネ・コンティのビンテージワイン(1988年、1992年、1998年、2009年、2011年、2013年)計6本セット。1,300万円(1750万円相当)で限定1個を販売する。ロマネ・コンティの福袋は今年で3回目で、毎年完売している。なお、松屋銀座の2018年の初売りは1月2日9時30分から。