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SWAY、『MANZANA』発売記念イベントでソロデビューに意欲「枠を超えて新たなステージへ」

2017年11月01日 08:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 DOBERMAN INIFINITYのMCとして活躍するSWAYが、ヒップホップ名門レーベル<Def Jam Recordings>から初のソロ作として『MANZANA』を11月1日に発売。そのリリースを記念したイベントが、10月31日に東京ドームシティ ラクーアガーデンステージにて開催された。


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 観客の拍手に迎えられ、ダンサーとともに登場したSWAY。まずはスペイン語で「りんご」を意味する表題曲の「MANZANA」からスタート。タイトル通りりんごをもぐような振り付けを真似ながら、客席の熱量は一気に上がった。「1曲目でこんなに疲れるの初めて」と全力でパフォーマンスした様子を見せ、集まったファンへの感謝を述べると「『MANZANA』には聴きやすいスローテンポの楽曲もある」と別れた恋人との思い出を描いた「Lullaby」へ。しっとりとした雰囲気を一転させるように「次はちょっとシェイクしますか」と「La Vida Loca」を披露。ビートに合わせ楽しげに踊るSWAYの表情が印象的だった。


 続くトークセッションでは「想像を超える疲労ですね。同じ事務所の方々、本当にすごいなと改めて思います」と発言し、笑いを誘う。ソロデビューへの思いを聞かれたSWAYは、「素直に嬉しいです」と答え、「ずっと自分で聴きながら、早く聴いてほしいな、いつ聴いてもらえるのかな、と思ってたら今日が来ましたね!」と喜びを表現した。表題曲の「MANZANA」については、「DOBERMAN INIFINITYという枠を超えて新たなステージに進む。歌詞にもありますけど、『007』の(ジェームズ・)ボンドのようにミッションに挑むというような、攻めの曲です」と熱く語った。


 さらに今作は「全曲ストーリーを書いて、それを曲に合ったリリックに起こしてもらった」と明かしたSWAY。最後には「ラップ、ヒップホップというカテゴライズじゃなくて、SWAYだからできるエンタテインメントを追求したい」と今後への決意を表明した。DOBERMAN INIFINITYとは一味違ったパフォーマンスを見せる、SWAYの活動はまだ始まったばかりだ。(村上夏菜)