スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは、11月11~12日にツインリンクもてぎで開催されるスーパーGT第8戦における、DTMドイツツーリングカー選手権車両のデモランのスケジュールを発表した。
車両規定統一化に向けて話し合いが行われているスーパーGT500クラスとDTMの『クラス1』規定。その目に見える形での交流として、10月14~15日にドイツのホッケンハイムで行われたDTM最終戦でGT500車両2台がデモランを行ったが、それに続き、11月11~12日のスーパーGT最終戦もてぎでもDTM車両によるデモランが行われる。
すでにDTM側の参加車両はアウディRS5 DTM(ロイック・デュバル)、BMW M4 DTM(アウグスト・ファーフス)、メルセデスAMG C63 DTM(マーロ・エンゲル)という3台が発表されているが、この走行時間が明らかにされた。なお、両日とも3台のDTM車両と、レクサスLC500、ニッサンGT-R、ホンダNSX-GTの3台のGT500車両がともに走り、6台同時走行が行われるというから楽しみなところ。なお、GT500の3台がどの車両なのかは現在のところ明らかにされてはいない。
時間は11月11日(土)がスーパーGT公式練習終了直後の午前10時30分から、10時45分までの15分間。おそらくGT500の専有走行終了後にDTM車両がコースインし、GT500の3台とランデブーすることになりそう。11月12日(日)はスーパーGTの選手紹介に続いて、午前11時05分からスタート。この日は午前11時35分までと30分間のスケジュールが予定されている。また、この2回の走行時間以外に、11月10日(金)にもDTM車両による走行がありそうだ。
走行時間以外のDTM車両は、第1パドックにガレージが設営され車両展示が予定されているとのことで、パドックパスがあればDTM車両を間近で観察することもできる。またデュバル、ファーフス、エンゲルの3人のドライバーはピットウォークにも参加する予定だという。
また、ホッケンハイムでの記者会見で来日を宣言していたITR e.Vのゲルハルト・ベルガー代表もツインリンクもてぎを訪れることが正式に発表された。SUPERGT.netによれば、スーパーGTとの交流を検討しているとのことで、ピットウォーク等への登場もあり得るかもしれない。