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セレーナ・ゴメス、透析開始寸前に腎移植「術後に腎臓が体内で回転」

2017年10月31日 15:23  Techinsight Japan

Techinsight Japan

セレーナ、復活への道のりを回顧(画像は『Selena Gomez 2017年10月25日付Instagram』のスクリーンショット)
全身性エリテマトーデス(ループス)を患い、死をも意識したというセレーナ・ゴメス。そのセレーナがこのほど『TODAY』のインタビューに応じ、腎臓ドナーとなった友人フランシアさん(Francia Raísa)と共にこれまでの経緯を涙ながらに説明した。インタビューは前編・後編に分けて放映となるが、今日は放映されたばかりの前編より、驚きの告白をいくつかまとめてお伝えしたい。

■手術前の状況
セレーナ:「生きるか死ぬか。そのような状況になってしまったの。」
「友達が私の腎臓とマッチする腎臓を持っていると知り、信じられない気持ちだったわ。」
フランシアさん:「ある日のこと、セレーナは水が入った瓶を開けることもできず泣きだしてしまった。そして放り投げてしまったの。『どうしたの?』と聞いたら、セレーナが私に(病気のことを)話してくれたの。」

■腎臓透析を間一髪で回避
セレーナ:「(透析が間もなく必要になるほど)病気が体に影響を与えているなんて)自分では気づかなかった。」
「関節炎にもなった。そして腎臓はダメになりつつあったの。」

■フランシアさんの友情
フランシアさん:「(セレーナが「腎臓移植を受けられるまで7年から10年かかる」と涙ながらに言うのを聞き)こう言ったの。『私が行く。もちろん検査を受けるわ』って。」
「セレーナのアシスタントに電話をかけてこう伝えたわ。『情報を下さい。ドナーになりたいの』って。」
セレーナ:「誰にもお願いしたくなかったし、お願いするのは辛かった。でも彼女は自分でドナーになりたいと申し出てくれた。それに、自分にマッチするドナーを見つけるのはすごく難しいの。なのに彼女の腎臓はマッチした。信じられないことだったわ。」

■フランシアさんの検査
フランシアさん:「緊急事態だったから、約1日で検査を済ませたの。通常は半年ほど検査に時間をかけるのに。それほど急いでいたのよ。」

■フランシアさんが書いた遺書
フランシアさん:「遺書を書いたの。怖かったわ。だって(術後に)目を覚まさない保証なんてないもの。」
「母は私が目覚めるまで(病院に)来るのを嫌がったの。母もセレーナを愛している。だからとても辛い思いをしていたの。」

■術後
セレーナ:「(術後に)眠ろうとしたの。でも過呼吸が起きはじめた。そして(手術した部分に)激痛が走ったのよ。歯ぎしりするほどの痛みだった。」
「(移植した腎臓が体内で回転しそうになり、再び6時間かけて手術したけれど)感謝しているの。あのような状況に、ちゃんと対処できる人達がいたから。」

■病室
セレーナ:「とにかくフランシアと一緒にいたかった。だから一緒にいられる場所を確保してもらったの。」
フランシアさん:「術後は大変だった。何をするにしても助けが必要だったからよ。パンツをはくのもシャワーを浴びるもの、自力では無理だった。本当に辛かった。」

■命の恩人
セレーナ:「新しい腎臓をもらってすぐ、関節炎が良くなったの。病気(ループス)が再発する可能性は3~5パーセントだけよ。血圧の状態も良くなった。力も前より出るようになったし、人生そのものも良くなったの。」
「(こういう話をすることで)誰かの助けになることを願っているの。」
「大変な経験をした。当然楽しくもなかった。でも世の中には本当に善良な人達がいるの。それを皆さんに知っていただきたいと思うわ。」

このインタビューのパート2は、米時間31日に放映される。追ってその内容をお伝えしたい。

画像は『Selena Gomez 2017年10月25日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)