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レッドブルF1代表、クビアト放出を決定したチームを擁護。「チャンスは2度与えた」

2017年10月31日 08:11  AUTOSPORT web

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アメリカGPで復帰を果たしたものの、クビアトは結局シートを喪失することに
レッドブルF1チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、ダニール・クビアトをトロロッソから放出するとした決定について「両者が前進するうえで正しいタイミングだった」との考えを示し、チームの決定を擁護した。

 ロシア出身のクビアトがF1のキャリアをスタートさせたのは2014年。その翌年にはレッドブルへの昇格も果たした。クビアトは速さこそあったのもののパフォーマンスの安定性に欠けており、またコース上でトラブルを起こしやすいという傾向が見られていた。結果、彼は2016年シーズン序盤にマックス・フェルスタッペンと入れ替わる形でトロロッソへ出戻っている。

 以降、クビアトは単純にレッドブルの期待するパフォーマンスを発揮できずにいたとホーナーは語る。

「ダニー・クビアトは長年にわたり、レッドブルから多くの投資を受けてきた。レッドブル・レーシングへの昇格というチャンスもあり、2015年と2016年序盤はチームとともに戦っていた」
 
「F1は厳しい世界であり、我々の意見では、残念ながらダニーはシートを確保するのに十分なだけの力を発揮しなかった」
 
「それでも我々は彼を信じ、2度目のチャンスを与えたのだ。F1ではとても稀なことだが、トロロッソのシートをもう一度与えることにした」
 
「しかし、我々が投資してきた他の育成ドライバーがF1への扉を叩いているのもまた、明らかな事実だったのだ」