オールナイト上映企画『世界の映画作家Vol. 192 フェデリコ・フェリーニ アンコール』が11月3日に東京・池袋の新文芸坐で開催される。
フェデリコ・フェリーニ監督の作品を特集する同イベント。上映作品は、1930年代の北部イタリアの小さな港町を舞台にしたコメディー『フェリーニのアマルコルド<4K修復版>』、新作の構想と療養のために温泉地にやってきた映画監督がやがて自身の理想の世界に現実逃避していく様を描いた『8 1/2』、ジャコモ・カサノヴァの波乱に満ちた人生を女性遍歴を中心に映画化した『カサノバ<HDニューマスター版>』となる。上映スケジュールなどの詳細は新文芸坐のオフィシャルサイトで確認しよう。チケットは現在販売中。
1920年にイタリアで生まれたフェデリコ・フェリーニは、1950年代に映画監督デビュー。『甘い生活』『道』などの作品を発表し、1993年に辛抱発作で没した。1952年公開の初単独監督作『白い酋長』から一貫して、音楽をニーノ・ロータが手掛けたことでも知られる。