映画『伊藤くん A to E』の予告編が公開された。
柚木麻子の同名小説をもとにした『伊藤くん A to E』は、容姿端麗だが、自意識過剰で無神経な男・伊藤誠二郎と、彼に振り回されるAからEまでの5人の女性を描いた作品。
予告編は、岡田将生演じる伊藤が「僕たちクリエイターにとって、恋愛って必要なんですかね?」と語るシーンと、木村文乃演じる「Eの女」脚本家・矢崎莉桜による「あいつにさえ出会わなければ」というナレーションからスタート。伊藤に振り回されるAからDの女が登場するほか、伊藤による「運命の人って絶対いると思うんですよ」「ああいう重い子って、苦手なんですよね」「童貞じゃないし!」「みっともなく相手にすがる。無様ですね」「俺の存在が君たちを狂わせてしまったんだ」といった印象的なセリフも確認できる。
映像中には、andropによる主題歌“Joker”の一部を使用。なお同曲が1月10日にシングルとしてリリースされることも予告編公開とあわせて発表された。
『伊藤くん A to E』のキャストには「Aの女」こと都合のいい女役の佐々木希、「Bの女」こと自己防衛女役の志田未来、「Cの女」こと愛されたい女役の池田エライザ、「Dの女」ことヘビー級処女役の夏帆、ドラマプロデューサー役の田中圭、売れっ子脚本家・クズケン役の中村倫也が名を連ねている。監督は『ピース オブ ケイク』『娚の一生』の廣木隆一。現在、木村演じる矢崎莉桜を主人公にしたテレビドラマ版がTBS、MBSで放送、Netflixで配信中だ。