中上貴晶/イデミツ・ホンダ・チーム・アジア 中上とパウィのマレーシアGPはともに一周目に追突を受けて終了
2017年10月29日(日)
Rd.17 マレーシアGP
セパン・インターナショナル・サーキット
コンディション:ドライ
気温:33℃
路面:46℃
Moto2クラスの第17戦マレーシアGP決勝は、全19周で争われました。地元ファンの期待を一身に背負って、8列目22番グリッドからレースに臨んだIDEMITSU Honda Team Asiaのカイルール・イダム・パウィは、スタート直後の1コーナーで内側から追突を受けて転倒。リタイアを余儀なくされてしまいます。
チームメートの中上貴晶は3列目8番グリッドからスタートしましたが、パウィの転倒直後、5コーナーから6コーナーの切り返しで後方から追突され転倒。リタイアとなってしまいました。
2017年シーズンを締めくくる第18戦バレンシアGPは、11月10日(金)に走行を開始。Moto2クラスのFP1は、現地時間午前10時55分(日本時間午後6時55分)にスタートする予定です。
中上貴晶(DNF)
「わずか6コーナーであっという間にレースが終わってしまって、なんとも言いようのない気持ちです。脚のケガはたいしたことがなく、擦過傷程度で済んだのが幸いでした。次はMoto2最後のレースになるので、自分の実力を最大限に発揮できるようにがんばります」
カイルール・イダム・パウィ(DNF)
「スタートはうまく決めたのですが、1コーナーでイン側から当たられて転倒をしてしまい、そこでレースが終わってしまいました。応援に来てくれた家族や友人、マレーシアのファンの方々に本当に申し訳ない気持ちです。レースを除けば、しっかりと前進できた週末だったので、次の最終戦もこの勢いを維持して臨みます」
岡田忠之 チーム監督
「中上もパウィも、彼らの過失による転倒ではないだけに残念です。パウィは1コーナーでイン側からヒットされたために避けることができず、中上も5コーナーから6コーナーの切り返しで後方から追突されたので、対処のしようがありませんでした。2人とも大きなケガにならなかったのが幸いです。今回の悔しさは次の最終戦で取り返すつもりで、チーム全員で一丸となって臨みます」