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ベッテル「タイトル争いの権利を失ったと知りながらチェッカーを受けるのは辛かった」フェラーリF1

2017年10月30日 18:03  AUTOSPORT web

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2017年F1第18戦メキシコGP レースを終えたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
2017年F1メキシコGP決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは4位だった。

 ポールポジションからスタートしたベッテルだったが、スタート直後にマックス・フェルスタッペン、ルイス・ハミルトンと続けて接触し、フロントウイングを傷めてピットへ。後方にポジションを落としながら、オーバーテイクを繰り返して4位まで挽回したものの、タイトルの可能性は消滅した。
   
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=4位
 チームは頑張って、ベストを尽くしてきた。でも望んでいる結果を出すことができなかった。もう戦うチャンスはないのだと知りながらチェッカーを受けるのは辛かった。   
 
 僕は最後まで戦った。持てるすべての力を注ぎ込んだ。でも、レース終盤になっても、(3位を走る)キミ(・ライコネン)とのギャップは大きすぎて、セーフティカーが出動するとか、そういうことが起こらない限り、近づくのは難しいと分かった。それでもまだ僕は信じていたんだけど、結局、望んでいるようなことは起こらなかった。
 
 僕らにとってはあまりいい一日ではなかったが、今日の主役は僕らではなく、ルイスだ。(チャンピオンになった)彼におめでとうと言いたい。

 明日、目覚めたら、違う一日が始まる。僕らのチームは成長し続けているし、ポジティブな面がたくさんある。僕らは正しい道を進んでいるのだと思う。