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ディーン・フジオカの“悩殺ウインク”に歓喜の声 『今からあなたを脅迫します』第2話レビュー

2017年10月30日 17:13  リアルサウンド

リアルサウンド

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 ディーン・フジオカと武井咲がW主演を務める『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)。10月29日に放送された第2話では、脅迫の駄目押しとしてディーンが披露したウインクに、ネット上で「かっこよすぎる!」との声が多数挙がっている。


(参考:『今からあなたを脅迫します』第1話 場面写真


 脅迫屋・千川完二(ディーン・フジオカ)から偽装写真で「俺の仕事を手伝え」と脅された金坂澪(武井咲)。最初は「ダメです脅迫は」と非道徳的な行為に真っ向から反発する澪だったが、ゴシップ記事が原因で自殺した人気シンガーソングライター・ERu(高月彩良)の親友・笠谷沙和子(大後寿々花)の純粋な思いに共感し、手伝うことになる。


 ERuのゴシップ記事を書いた茂木琢磨(小木茂光)に、ERuの名誉を取り戻す記事を書かせるため、千川は2つの方法で脅迫を実行した。澪を人気若手俳優・柿宮優人の元へと無理やり近づかせ、偽装スクープ写真を撮る。人気俳優の熱愛スクープと引き換えに、ERuの記事を書くことを茂木に要求する千川の作戦だったが、ヤラセであることがバレ、交渉は失敗に。次に、取材費と称した300万円を渡して記事を依頼するという計画を立て、澪は自腹で資金をまかない直談判しにいくが、茂木から「私は金で転ぶようなそんな安い人間じゃないんだ」と一蹴されてしまう。


 しかし、そのやり取りを見ていた千川が2人の間に入り、ERuの名誉回復のための計画は中止にするという嘘情報を茂木に与えた。すると、茂木は2人が去った直後、ERuの所属していた事務所の社長・土浦君枝(片岡礼子)に事実確認の電話を入れる。その後、栃乙女(島崎遥香)と目黒(三宅弘城)の活躍で、茂木と土浦の裏取引、さらには土浦が不破組組長・不破鉄男(小沢仁志)と違法薬物の取引まで行なっていたことを突き止める。


 千川と目黒はその証拠を手に茂木の前に姿を見せる。「もう手を引いたはずでは」と眉をひそめる茂木に、千川は「茂木琢磨、改めてあんたを脅迫する。さもないとあんたの秘密を世間に公表する」と言い放つ。千川は、捏造した柿宮の熱愛の現場と、澪に300万円を突きかえす茂木の2枚の写真を突きつけ、「週刊誌編集長が裏取引で記事捏造」というネタを公にすると脅迫。公にしない代わりに、ERuの名誉回復と土浦が薬取引をしているという記事を書けと重ねて脅した。


「だから私は金を受け取っていない」と声を震わす茂木だが、「それが真実かどうか、世間は気にしないんじゃないかな」と千川。うな垂れた茂木は「記事を書く……」と観念し、そこに駄目押しで千川が「売れる記事、書いてくださいねっ」とウインクをした。


 この破壊力抜群のウインクに視聴者は「もうウインクやめて! 死んじゃう!」「やばい惚れた」などと熱狂、千川は一瞬にして多くのファンを獲得した模様だ。そして来週放送の第3話予告でも「君の望む通りにしてあげるからっ」とウインクをする千川の姿が。彼のウインクはこのドラマの強力な武器になっていくのかもしれない。


(馬場翔太)