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ハイアット系列「アンダーズ東京」がデニム制服を試験導入、新しいラグジュアリーを提案

2017年10月30日 16:34  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

オリジナルデニムお披露目会の様子 Image by: FASHIONSNAP
ラグジュアリーホテルで知られるハイアットグループが手掛ける日本初のラグジュアリーライフスタイルホテル「アンダーズ東京」が10月30日、本澤裕治が手掛けるデニムブランド「レッドカード(RED CARD)」とコラボレーションしたオリジナルデニムを発表した。同日から7日~10日間、フロント・ベル・コンシェルジュ業務をマルチに担当する「アンダーズホスト」が着用。今後は宿泊客らの反応を見ながら着用期間の延長や一般販売を検討する。

 虎ノ門ヒルズの高層階に位置する「アンダーズ東京」は2014年6月に開業。アンダーズはヒンディ語で「パーソナル スタイル」を意味するように、豪華な内装や非日常的な空間と体験を楽しむ従来型のラグジュアリーホテルとは異なり、滞在者が肩肘を張らずに自分らしいスタイルで過ごせるようなパーソナルスタイルのサービスや地域の魅力を感じられる体験・空間を提供し、支持を得ている。
 今回、あえてカジュアルウエアであるデニムをスタッフが着用することで「ラグジュアリーホテル=ドレスアップしていく非日常空間」という固定概念を覆し、「物質的な豊かさではなく、心の豊かさや自分らしくいられることこそ、本当の意味でのラグジュアリー」という新しいラグジュアリー観を伝えるという。
 コラボモデルは男女ともにレッドカードのベストセラーモデルをベースにしており、メンズはテーパードデニム「Rhythm」、ウィメンズはスキニーボーイフレンド「Anniversary 25th」の計2型を採用。ポケットには職人が一本ずつはけでANDAZのロゴを忠実に再現したデザインが施されており、「A」「N」「d」「A」「Z」の5種類ずつラインナップしている。