2017年F1メキシコGP決勝で、フェラーリのキミ・ライコネンは3位表彰台を獲得した。
■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 決勝=3位
昨日の予選で苦戦したことを考えれば、3位は悪くない。でももちろん、目指してきた結果でないことは確かだ。
スタートはそれほど悪くもなかったけれど、左に動いて、トウを失った。ブロックされてしまい、最初のふたつのコーナーで大幅に順位を落とした。その後は、前を走るグループがピットに入るのを待って、プッシュしてポジションを稼ぐほかなかった。
マシンは昨日よりは少し良くて、まずまずのペースで走れた。3位に上がった後、前に追いつこうとしたが、バルテリ(・ボッタス)とのギャップは広がりすぎていて、もはやどうすることもできなかった。それで無事にポジションを守って完走することに気持ちを切り替えた。
今年は去年と比べると僕らは大きく進歩したと思う。でも改善すべき小さなことがいくつかある。今年のマシンはしっかりした優れたものだ。最近、いくつかトラブルが出たけれど、速さはある。何度もリタイアしてしまったことがタイトル争いに大きく響いた。今シーズンから学び、来年はこういう問題を最小限に抑え、改善を図る必要がある。