2017年F1メキシコGP決勝で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは10位、ストフェル・バンドーンは12位だった。
ふたりともパワーユニットの交換によるペナルティで降格され、アロンソは18番グリッド、バンドーンは19番グリッドからスタート。バンドーンは1周目に13位にポジションを上げ、レース序盤は10位を走ったが、最終的にはポイントに届かず。アロンソは18周目からポイント圏内に浮上、中盤以降は9位を走り、8位を狙ったものの、終盤、メルセデスのルイス・ハミルトンからポジションを守ることができず、10位にポジションを落とした。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ホンダF1プロジェクト総責任者 長谷川祐介
2台ともグリッド後方からスタートしたにもかかわらず、最終的に1ポイントをつかみ取ることができ、チームにとって素晴らしい結果となりました。フェルナンドもストフェルも見事なスタートを決め、最初から最後まで10位前後で戦いました。
フェルナンドは週末を通してマシンにいい感触を持っており、今日も粘り強く、素晴らしいレースをして、最後に1ポイントを奪取しました。今日の彼の走りは情熱に満ちており、彼が極めて優れた才能を持ったドライバーであることを示すものでした。彼は称賛に値すると思います。
ストフェルは信じられないような好スタートを決め、最初から最後までプッシュし続けました。それだけに入賞圏内に届かなかったのは残念です。
我々のPUについて言うと、標高が高く、タフなチャレンジを強いられたメキシコで、2台とも完走を果たし、ペースもよかったと思います。今回のグランプリからポジティブな要素を見つけて週末を締めくくることができます。チームは戦略に関してもいい仕事をし、スタッフ全員が懸命に仕事に取り組みました。マクラーレン・ホンダとしてのレースはあと2戦のみですが、引き続き協力し合って、できるだけいいポジションでシーズンを終えたいと思っています。
最後に、世界タイトルを獲得したルイス(・ハミルトン)とメルセデスに対し、お祝いの言葉を贈ります。今シーズン、ルイスとチームの仕事ぶりは見事でした。