2017年F1メキシコGP決勝で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは10位だった。
パワーユニット交換により20番グリッドのペナルティを受け、18番グリッドからスタートしたが、2周目までに14位まで順位を上げ、5周目には12位を走行。その後、ロマン・グロージャンを抜いて11位につけた。18周目、マーカス・エリクソンに抑えられるストフェル・バンドーンの前に出て、10位に上がった。
32周目にピットインし、ポジションをひとつ落としてコースに復帰、ケビン・マグヌッセンとの差をみるみるうちに縮めて直後まで迫るが、34周にわたり攻略を試みながらも、オーバーテイクには至らなかった。終盤はルイス・ハミルトンとバトルを繰り広げた後、最終的に抜かれ、10位でフィニッシュ、1ポイントを獲得した。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
フェルナンド・アロンソ 決勝=10位
後方グリッドからスタートしたことを考えれば、入賞圏内でフィニッシュできて、全体的にいいレースだったと思う。週末を通してマシンの感触がとてもよかった。コーナーで強力で、レースを通してハンドリングもバランスも良好だった。
でも前のマシンにアタックしたり、後ろのマシンからポジションを守ったりするための直線スピードが少し足りず、レースの半分の周回をザウバーの後ろで走り続け、(ハースのケビン・)マグヌッセンも何周もかけてもオーバーテイクできなかった。彼の後ろで得ていたDRSを失ったとたんに、ディフェンスできなくなり、後ろから来たルイス(・ハミルトン)を抑えきる術はなかった。
懸命に戦い、毎回ブレーキングを少し遅らせて、なんとかポジションを守ろうとしたが、9位を維持することができず、1ポイントを手放すことになった。いいバトルはできたけれど、マシンが違うと厳しい。
次はブラジルだ。またいくつかポイントを取ることを目指そう。
(レース終盤のハミルトンとのバトルについてExpressに対して語り)彼はマクラーレンのマシンがコーナーで強いことを知っている。それを今日、再確認したと思う。来年、彼を少してこずらせることができるといいね。